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デザートの冷凍保存。注意と工夫次第で元の味を再現できる♪

この記事は約 8 分で読めます。

デザートの冷凍保存

デザートの冷凍保存はどうしてらっしゃいますか?

以前に、冷凍庫の賢い整理方法や、冷凍保存のコツ小分けの仕方等を別のページで説明しましたが、今回はデザートに特化した冷凍保存の方法を解説していきます。

 

デザートの種類によって、冷凍保存の向き、不向きがあったり、本来冷凍すると劣化するものでも、やり方によっては冷凍保存が可能になるものもあるので、いろんな角度から見ていきますね。

 

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デザートの冷凍保存・基本の考え方

デザートを冷凍保存するときにまず大切なことは、焼き菓子の場合、完全に冷まして冷たくしてから冷凍するということです。そしてもちろん、零度以下に温度を保つということ。

そうすることで、冷凍している間にできる氷の結晶が小さくて済むので、デザートの品質を壊すことなく保存できます。生温かいまま冷凍すると、氷の結晶が大きくなり、細胞壁を壊して中の水分が外に出てしまうので、食品の品質を保てなくなるのです。

 

また、冷凍庫のどこに入れて保存するかということも重要なポイントになります。扉の近くは開閉時に温度が上下するのでよくありません。もっとも冷えるのは下段の奥の方なので、ここで一旦急速冷凍した後、別の空いている場所に移すとよいでしょう。

水分を多く含むデザートほど、氷の結晶がたくさんできてしまうので、例えば果物が入っていたり、メレンゲで覆われているデザート類は長く保存できません。その点、水分の少ないクッキー類やパウンドケーキなどは、冷凍保存に向いていると言えます。

 

でも、フルーツのデザートやムースとかテリーヌが全然保存できないかというわけではなく、少し工夫をすれば冷凍保存できるので、デザートの種類によって、どのように保存すればよいか説明することにします。

 

種類別デザートの冷凍保存の仕方

アイスクリーム菓子

ホームメイドのアイスクリームには保存料が入ってないので、水分が多い分、大きな氷の結晶を作ってしまうため、せっかくのクリーミーな食感が早くなくなり、長い間保存することはできません。

 

その点、脂質を含むチョコレートなどを加えて、密度を濃くすることで、保存期間を少しのばすことは可能です。なお、アイスクリームとスポンジのレイヤーケーキは、それぞれ解凍時間が違うので、冷凍保存には向いていませんね。

なお、冷凍保存するときの注意ですが、容量が膨張することも考えて、密閉容器に入れるときは、上の方を少し空けて、表面に直接ラップがかかるようにして押さえてから、蓋をするとよいでしょう。

 

クッキー類

デザート菓子の中でも、クッキーは一番冷凍保存に向いているのではないでしょうか? 普通は焼きあがった後、クッキージャーとか他の密閉容器に入れて室温で保存すると思うのですが、湿気から100%守ることはできません。

マカロン・クッキー

だから数日経つと、もう焼きあがった当初のクリスピーな食感は消えてしまいますよね。でも冷凍保存しておくと、歯触りの良いクッキーを楽しむことができます。

保存の仕方ですが、もしカリッとしているクッキーなら、数枚ごとラップに包んでから容器に入れるといいのですが、くっつきそうなら、少し面倒ですが、一枚一枚ラップに包んでから容器に入れると、食べる時に新鮮さが保たれます。

 

ケーキ類

スポンジ生地は焼いている間にかなりの水分が逃げるので、クッキー同様、冷凍保存に向いているデザートです。特にフィリングのないパウンドケーキや菓子パン的なケーキなどは最適です。

ケーキ

しっかりした素材のラップで直接包んでから、やはり厚めのホイルでぐるぐる巻きにしておきましょう。長く美味しく保存しようと思うなら、包装素材はあまりケチらない方がいいですよ♪

 

タルトやパイ

特に食べる日が決まっていないのなら、余裕があるときに生地だけ作って型にのばし、冷凍保存しておくといいですね。またフルーツパイの場合も、焼いてしまうと果物の汁で生地に水分が出てしまうので、別々に保存した方がいいです。

パイ

果物を切って、砂糖や酸味のあるレモン果汁などをまぶしておけば、表面が酸化することなく冷凍保存できます。カスタードフィリングはあまり冷凍保存には向いていませんが、コーンスターチなどの粉類を少し混ぜておくと、ある程度保存できます。

一方、ナッツ系のパイやタルトは比較的冷凍保存に向いているので、そのまま冷凍するとよいでしょう。なお、焼く前に冷凍保存したものは、解凍しなくても、そのままオーブンに入れて、10~15分ほど余分な時間を足して焼けばいいので便利です♪

 

フロスティングやフィリング

脂質を多く含むバターがベースのクリーム・フロスティングなどは、氷の結晶同士がくっついて大きくなりにくいので、冷凍保存の間も、クリーミーな性質があまり変わることがありません。

同様の理由で、クリームチーズ・フィリングやチョコレート・フィリングなども冷凍しやすく、解凍した時もほぼ同じ品質を保てます。生クリームだけで泡立てた場合、ともすると水分過多になるので、チョコレートを加えた物の方が長持ちします。

 

ムースやテリーヌ

これまで述べてきたように、水分の多いフルーツが主体のムースやテリーヌは、冷凍保存には向いていません。やはり脂質の多いヘビークリームを加えるか、チョコレートを混ぜることで密度を濃くするとよいでしょう。

仕上がりが軟らかいので、しっかりしたラップで包んでから、爪とかで簡単に穴が開きそうにない厚手のホイルで、頑丈に包んで冷凍保存することをお勧めします。

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デザートの冷凍保存期間

・アイスクリームやシャーベット(自家製)---10日

・クッキー(バークッキーやブラウニーも含む)---3か月

・ケーキ(フロスティングなし)---3か月

・ケーキ(フロスティングあり)---1か月

・パイやタルト(フルーツなし)---2か月

・パイ(フルーツあり/焼く前)---1か月

・パイやタルト生地(焼く前)---2か月

・フルーツソース---1か月

・フルーツ以外のソース---2か月

・ムースやテリーヌ---3週間

 

 

まとめ

・焼き菓子の場合は、冷凍する前にデザートを十分冷やす。

・冷凍庫の温度を常に零度以下に保つ。

・良質な素材のラップやホイルでデザートを包み、密封容器に入れる。

・中身と日付を書いたラベルを貼る。

・冷凍庫の扉付近を避けて保存する。

・冷たくして食べるデザートは冷蔵庫で解凍し、常温で食べるデザートは室温で解凍する。

 

これで、家で作ったデザートを、良い状態で少しでも長く冷凍保存できそうですね。他の冷凍に関するページでも書きましたが、自身の結婚披露宴の時に作ってもらったケーキを、1年間保存して最初の記念日に食べました。

再び当時のことを思い出しながらいただくことができましたよ。もちろん賞味期間は過ぎているので、全く変わらない味と言えばウソになりますが、食あたりはしませんでしたよ♪

なお、野菜の冷凍保存については別のページで解説していますので、よろしかったら参考になさってくださいね。