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冷凍食品のメリット・デメリットって?納得の上で賢い消費者

この記事は約 12 分で読めます。

冷凍食品のメリットとデメリット

冷凍食品の進化が激しいですけど、メリットとデメリットを考えた上で、賢い使い方をしたいですよね。

「中食」という言葉は、2012年ごろから出だしたようですが、コロナ禍が始まって、より多く市民権を得たように思います。

 

中でも、食料品を買いに行けないときに役立つ、長期保存可能な冷凍食品は、とても便利です。でも決してメリットばかりではありません。

デメリットも頭に入れて、注意できるところはした上で、食生活に幅広く活用していきましょう。

 

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冷凍食品のメリット

・便利

・時間の節約

・経費の節約

・フードロスがない

・長期保存可能

・細菌の繁殖を防げる

・栄養価を保てる

 

冷凍食品を利用するメリットをざっと挙げてみました。日本の中くらいの店舗では、未だにアイスクリームなどによく使われる、上のドアをスライドさせて取り出すタイプの冷凍庫に陳列されていることが多いですね。

でもアメリカのスーパーでは、飲み物の陳列に使われるような縦型の冷凍庫がずらりと並び、しかも2つくらいの廊下を占領したりしています。規模が違います! それでは、メリットになる点を詳しく見てみましょう。

冷凍食品陳列

便利

説明の必要もありませんが、食材だけでなく、味付けまで終わっている完成品の冷凍食品であれば、解凍・加熱ですぐに食べられるので、便利なことこの上ないですね。

またカット野菜などの冷凍食材を常備しておくと、作り始めてから、レシピにある物を切らしていたことに気が付いた時には、救いの神になります♪

 

時間の節約

日本の食事の用意は特にそうですが、あらゆる食材をすべて一から皮をむいて種を取って切り分けてとなると、かなりの時間がかかりますが、部分的にでも冷凍食材を使用すれば、手早く調理できます。

アメリカの食事で、例えばシチューを作るとき、日本のように野菜の面取りなんて七面倒くさいことはしませんが、冷凍食品のカット素材を使えば、仕事から帰ってきてからの用意も少し楽になりますよね♪

 

経費の節約

新鮮な食材を使って、家庭の食卓のために一から手作りする場合、レストランと違って大量に仕入れて単価を安く仕上げることができないため、割高になることが多いです。

また、その年の気候によって、一定の種類の食材が高騰する場合もあります。でも冷凍食品は、安定した収穫の時に処理したものが多いので、価格の変動の影響を受けることが少ないという利点があります。

 

フードロスがない

家庭で食事を作る場合、特に少人数の家族であれば、一把に束ねられている葉野菜や、袋入りでしか売ってないものだと、一度に使いきれずに、残りを腐らせてしまうことがあります。

でも冷凍食品なら、使いたい分量だけ小分けにして取り出し、後はすぐに冷凍庫に戻せば、後日残りを使うことも可能です。

 

長期保存可能

何といっても、冷凍食品の一番の魅力は、保存期間の長さではないでしょうか。もちろん半永久的に持つわけではないので、食品の種類によって、数か月から1年くらいは持ちます。

ちょっとさっき、自宅の冷凍庫に眠っている種々の冷凍食品の賞味期限を調べてみたのですが、少し前に購入したものの中には、最長で1年半先の日付が印字されているものもありました!

 

細菌の繁殖を防げる

食品は生きていますから、常に微生物の繁殖が予想されます。でも低温で保管することで、保存料を入れなくても一定の品質を保つことができます。それは、市販の冷凍食品は、急速冷凍を行っているからなんですね。

短時間に一定の温度以下で処理することで、食品の腐敗や変質を最小限にとどめているからなので、家庭内で普通に行う冷凍処理とは品質保持の状態が格段に違ってきます。

 

栄養価を保てる

食品が新鮮なほど、本来持っている栄養価を十分味わえると思うのが普通の感覚ですが、特に野菜類の冷凍品で、例えば人参やブロッコリーなどは、逆にベータカロチンの量が増えていたりします。

というのも、野菜類は旬の時に収穫したものをブランチングしてすぐに急速冷凍処理を行うので、収穫から流通機関を経て店に並ぶまでの時間経過を考えると、かえって新鮮な時の栄養価を保てることがあるんですね。

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冷凍食品のデメリット

・味や品質が劣る

・見た目が悪い

・食品の種類が限られる

・保存料や添加物が気になる

・原材料の特定が難しい

・冷凍焼けが起こる

・冷凍室の場所を取る

 

味や食感が劣る

食べ物は新鮮で作りたてが一番の美味しいのは、動かしがたい事実なので、一旦冷凍して解凍したものが、100%、味や食感を再現できるとは思いません。

でも、最近の冷凍食品は、かなり品質を上げていると思われます。おいしくないままでは売れないので、今後もどんどん改善していくことでしょう。

 

見た目が悪い

確かに、食材を解凍して調理したり、温めればいいだけの冷凍食品は、新鮮な素材にある色彩や外観が失われがちです。

一番がっかりするのは、包装に載っている写真と、実際に解凍してみたときのギャップが大きいときですね。

 

食品の種類が限られる

一昔前までは、一定の種類に限られていたかもわかりませんが、今ではかなりバラエティー豊かになっていると思います。

でも人というのは、「もっと、もっと」と要求が高まっていくものなので、作る側も、消費者のニーズに応えるには、かなりの努力がいることでしょう。

冷凍食品

保存料や添加物が気になる

市販の冷凍食品は、超低温で急速冷凍を行うので、基本的には保存料を加えなくても細菌の繁殖を抑えることができるので、ほとんどの冷凍食品には入ってないはずです。

食品添加物ですが、調理済みの冷凍食品は、一般の加工食品と同じで、いろんな添加物が入っていることは考えられます。お惣菜や、特に揚げ物には、加工でんぷんが使われることが多く、中には健康上好ましくないものもあります。

 

原材料の特定が難しい

世界の他の国では、それぞれ食料品の品質基準が違うため、輸入品には安全性が疑われるものもあります。どこの国とは言いませんが。

以前に、「バーコードの見分け方」として、どのコードがどこの国由来なのかを解説したページがあるので、よかったら参考になさってください。

 

冷凍焼けが起こる

保存期限や賞味期限を頼りに、ついつい冷凍庫にあることも忘れてしまうくらい長い間置いておくと、どうしてもフリーザーバーンを起こしてしまいます。

気が付いて袋を開けてみると、氷の塊に囲まれて中身がすぐに見えないこともたまにあります。常に庫内を整理して、在庫表を作るとかして中身を把握しておくことですね。

 

冷凍室の場所を取る

日本の冷蔵庫の冷凍室もかなり大きくなってきたようですが、市販の冷凍食品に加えて、家庭でも残り物や、大量に何かの食材を手に入れたものを冷凍保存していると、あっという間にスペースがなくなります。

その点、アメリカでは、我が家もそうなのですが、地下室があるところが多く、そこに冷蔵庫と同じサイズの冷凍庫を置いていて、かなりの量を保存できるようにしています。

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デメリットを改善するヒント

味や食感に見た目を良くするには?

冷凍食品を使う一番のメリットは時間の節約だと思うのですが、解凍したものが期待通りにいかないときには、やはりひと手間加えることですね。

例えば全体がべたっとなっている場合は、使われている食材の一部と同じもので、新鮮な具材を加えて歯ごたえをカバーするとか。盛り付けてみて何となく冴えないときは、色彩の豊かな野菜か果物を小さく切って、皿の周りに飾り付けるとか。

 

もっと冷凍食品の種類を増やすには?

自分で食品会社を始めるわけにはいきませんが、私のアメリカ人の知り合いで、ずっと以前から奥様が加齢と病気で料理ができなくなり、自分で料理に挑戦することもなく、ひたすら冷凍食品に頼っていた高齢のご主人がいました。

 

もう何年も前の話なので、今ほどバラエティーもなく、彼は同じものを何度も口にすることに飽きたり、味付けが気に入らないときには、頻繁にメーカーにお便りを出していたのです。

個人の意見がすぐに反映されるわけではないものの、メーカー側は常に新製品のアイデアや、既存の冷凍食品の改善を目指しているはずです。今の時代、簡単にコンタクトが取れるので、無用な批判ではなく、ご意見番になることはいいことだと考えます。

 

好ましくない成分の摂取を避けるには?

冷凍食品には、往々にして塩分過多のものが多く見られます。健康体の人でも注意が必要ですが、高血圧や心臓病など、持病を抱える人にとっては大敵です。また脂肪分も然りです。

アメリカの糖尿病協会が推薦している、冷凍食品のカロリー値は、一食分で500カロリー以下、塩分は600ミリグラム以下、飽和脂肪酸は3グラム以下が望ましいとしています。

 

冷凍焼けを避け、庫内の回転を速くするには?

フリーザーバーンは、冷凍食品があることを忘れた頃に気付くものなので、やはり常日頃から冷凍庫内の整理は不可欠です。でも冷蔵庫に内蔵された冷凍室ではスペースが限られています。

引き出し式の冷凍庫だと、どんどん上に積み重ねていけば、当然ながら下のものが見えなくなり、使い勝手が悪くなって、知らないうちに賞味期限を見過ごしてしまいがちです。

 

引き出し式の空間を最大限に活用するには、冷凍食品を可能な限り平らに詰め替え、縦に並べて、上から見てすぐわかるようにラベルを付けていくとよいでしょう。

また最近では、もし台所のどこかにわずかなスペースが残っていれば、ドア開閉式の、小さい箱型や、スリムな縦型の、「セカンド冷凍庫」が各種発売されているようなので、余裕があれば予備の1台が欲しいところですね。

 

 

以上、冷凍食品のメリットとデメリットを挙げ、その上で、より良い使い方ができないものか、提案をしてみました。電気が通っている限り、冷凍食品をキープできるのはありがたいことです。

たまにですが、強風の雨風や雪嵐のせいで、長時間停電になることがあります。数時間であれば、ドアの開閉をしなければ大丈夫でしょう。今享受している便利なものは、失って初めてその有難さがわかるものですね。

 

最後に、以前に、「冷凍保存の小分け」や「野菜の冷凍保存」について書いたページがあるので、よかったら家庭での冷凍方法の参考になさってください。