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レストランのメニューに出てくる英語で分かりにくいものはありませんか?
イタリアンやフレンチになると、その国の言葉も併記しているところが多いですが、基本の英単語を知っていると、大体のことは見当がつくと思います。
日本のレストランのいいところは、何と言っても、あの細部までよく作りこまれたプラスチックの見本ですよね。この間京都に行ったとき、タワー内に、あの見本が作れるワークショップがあってびっくりしました。
朝食、昼食、夕食によってもメニューの構成が変わることもありますが、ディナーをベースに考えると、大体、前菜(オードブル)から始まって、スープやサラダ、メインの料理にデザートの順に出てくるはずです。
ここでは、その分野別によく出てくる英語の表現を説明します。メニューに出る食べ物は数限りなくあるので、ここで挙げる例はどうしても私の好みに偏りがちですが、ご容赦ください。
前菜の英語メニュー
レストランでまず初めに注文するのはオードブルですね。この表現自身も、行く先によっては、違う呼び方をしているところもあります。
+antipasto
+appetizer
+first course
+hous-d’oeuvre
+sampler
+small plate
+starter
このグループによく出てきそうなメニューを英語で挙げて簡単に説明します。
・coconut shrimp(ココナッツの衣をつけて揚げた小さい海老)
・crab cocktail(シュリンプ同様グラスに入った蟹をソースと共に食べる)
・fried calamari(小さいイカリングの唐揚げでアイオリソースがよく出る)
・oyster in half shell(生牡蠣が殻付きでレモン汁やワイン氷と共に出る)
・seared tuna(日本のカツオのたたきの代わりはマグロのあぶり焼き)
スープの英語メニュー
レストランによっては、スープを主と見るか副と見るかによって、サービングサイズを2種類用意しているところもあります。その場合は、“cup”と“bowl”に分けて値段を区別していることが多いです。
・cioppino(魚介類がたっぷり入った、別名フィッシャーマンズ・シチュー)
・clam chowder(貝のチャウダーで、クリームスタイルとトマトベースあり)
・minestrone soup(トマトがベースのイタリアの野菜スープ)
・onion soup(フレンチスタイルの玉ねぎを長時間煮込んだスープ)
・oyster stew(クリーミィーな牡蠣のシチュー)
レストランのメニューに載っていないもので、よく“soup of the day”として特別にその日にだけ作るスープもあるので、係の人に聞いてみるといいです。
サラダの英語メニュー
サラダに関しても、スープと同じく、主菜になるサイズと副采としてのサイズかどうかは、レストランの人に確認するといいと思います。
・caesar salad(ロメインレタスにアンチョビー入りのドレッシング)
・caprese salad(トマトと生のモッツァレラを使った伊カプレーゼサラダ)
・cobb salad(野菜や鶏肉をすべて一口大に切って盛り合わせたサラダ)
・crab&shrimp louie(カニやエビを主体にサザンアイランド系のドレッシング)
・nicoise salad(ツナにオリーブ、卵にポテトと具沢山の仏ニース風サラダ)
その他、基本の“green salad”はわかりやすいと思いますが、そのレストランの看板サラダは、“house salad”としてメニューに載っています。
メインディッシュ(主菜)の英語メニュー
アントレの種類の詳細は分野ごとに別のページで説明しますので、ここでは、レストランで出てきそうな種類の名前を、英語と日本語で簡単に挙げておきます。
【肉類】
・beef(牛肉)
・boar(イノシシ肉)
・chicken(鶏肉)
・duck(鴨肉)
・game hen(野生の鳥肉)
・lamb(子羊肉)
・ostrich(ダチョウ肉)
・pork(豚肉)
・rabbit(ウサギ肉)
・turkey(七面鳥肉)
・veal(子牛肉)
・venison(鹿肉)
【魚類】
・cat fish(ナマズ)
・cod(タラ)
・flounder(カレイ)
・halibut(オヒョウ)
・monkfish(アンコウ)
・salmon(鮭)
・sea bass(スズキ)
・shark(サメ)
・sole(ヒラメ)
・swordfish(メカジキ)
・trout(鱒)
・tuna(マグロ)
肉類のリストをご覧になって、「本当にこんなお肉も食べるの?」と思われたかもわかりませんが、実際のメニューに登場したものばかりです。
その他の魚の種類は、「アメリカで手に入る魚の種類」のページで詳しく書いているので、そちらも併せてごらんください。
サイドディッシュ(副采)の英語メニュー
ベジタリアンの方にとっては、野菜が主菜になるのですが、ここでは野菜類をサイドディッシュのグループに入れておきます。
・braised endive(チコリの蒸し煮)
・creamed spinach(ほうれん草のクリームソース煮)
・deep-fried asparagus(アスパラの揚げ物)
・grilled zucchini(グリルで焼いたズッキーニ)
・roasted eggplant(オーブンでローストしたなすび)
・sauteed carrots(人参のソテー)
・scalloped potatoes(ポテトの重ね焼き)
・steamed vegetables(蒸し野菜)
・stir-fried green beans(インゲン豆の炒め物)
・stuffed mushrooms(詰め物をしたマッシュルーム)
野菜の名前はわかりやすいと思うので、調理の種類に気をつけて並べてみました。またレストランによっては、“side dish”のことを“accompaniment”と呼ぶところもあります。
デザートのメニューは、他のページでもいろんなタイプの名前を扱うので、ここでは省略することにします。
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