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ドリンクの注文を英語でしたことがありますか?
考えられるシチュエーションとしては、スタバに代表されるコーヒーショップで、珈琲やスナックをカウンターで注文する場合。こういうときは、完成された文章になっていなくても、大体通じます。
もっと簡単なやり取りは、機内のドリンクサービスですね。
一方、レストランでワインやカクテルなどのドリンクの注文を、テーブルで給仕人に依頼するときには、ある程度丁寧さが求められます。
このように、場面設定を考えたドリンクの注文を、英語で表現できるように、具体例を挙げて説明していきます。
ドリンクの注文の英語表現
<カフェでドリンクを注文するとき>
基本の会話例
店員:Hi, what can I get you today?(こんにちは、今日は何にしますか?)
客:I would like a tall latte?(ラテのトールサイズをください。)
店員:What is your name?(お名前は?)
客:It is Mari.(マリです。)
店員:$4.25, please.(4ドル25セントです。)
注文したいものが決まっていると仮定して、ドリンクの名前とサイズは必須項目ですね。フレーズの出だしは、他にも、“I will have ~.”とか、“I will take ~.”といった言い方でもかまいません。
スタバに関して言えば、サイズはshort(ショート)に始まって、tall(トール)、Grande(グランデ)、Venti(ヴェンティ)、最大でTrenta(トレンタ)までありますが、普通、最小と最大は看板には記載されていません。
ドリンクがホットかコールドかにもよりますが、全てのメニューに全てのサイズがあるとは限りません。自分がほしいサイズがない場合は、大抵、実際のカップを見せて、「これとこれだとどっちがいい?」って聞いてくれるはずです。
ここでは、スタバのコーヒードリンクのメニューをおさらいしませんが、1つ注意したいことがあります。ホットは日英共通なのですが、コールドドリンクの場合、英語では、“iced”という表現になります。
あと、ホットミルクを混ぜて作るドリンクの場合、牛乳の種類を聞かれることが多いです。考えられるミルクのタイプを挙げると、soy milk(豆乳)、wholemilk(全脂乳)、2% milk(低脂肪乳)、non fat milk(スキンミルク)など。
どれにするか聞かれたら、“I will have~ の後に好みの種類を入れて頼むといいでしょう。
また、エスプレッソドリンクの場合には、シングルショットかダブルショットか聞かれると思いますが、これはすぐにわかりますよね。
それからもう1つ、コールドドリンクの場合、ホイップクリームの有無を聞いてくることがあります。“whipped cream?”と聞かれたら、“Yes, please.”又は、“No whipped cream”とか、“Without whipped cream”などと答えます。
最後に、出来上がったドリンクが間違いなく注文者に届くように、ファーストネームを聞かれます。日本語の名前はスペルの形態が違うので、外国の人にとっては、聞き取りにくいかもわかりません。
そんなときは、アルファベットを1字1字言う必要も出てきます。この会話の例で行くと、“M for May, A for apple, R for Rome, I for ice.”といった感じで、できるだけ短くわかりやすい単語を例に挙げるといいでしょう。
値段を言われた後は、支払うだけですが、私はメンバーズカードを持っているので、いつもそれを使います。
店によっては、黙っていてもレシートを出してくれますが、勝手に出てこなくてほしいときには、“May I have a receipt?”と言って、催促します。これで、カードのバランスがチェックできるので。
カフェによっては、店内では陶器のカップを使って出すところも多いので、“For here or to go?”と聞かれることもあります。店内で座って飲むのなら、“For here.”。テイクアウトしたいのなら、“To go.”になります。
<レストランでドリンクを注文するとき>
ここでは、アルコールを英語で注文したいときに使う表現について、例を挙げて説明します。
レストランの場合は、まず座席に案内されると、それぞれのテーブルに係が付いて、注文を聞いて給仕してくれます。逆に言うと、チップを渡す関係で、追加注文があるときも、同じ人を探して頼まないといけません。
まず最初に聞かれるのは、お料理の注文をする前に、ドリンクの注文です。“Would you like something to drink?”と聞かれて、もし、水以外に何もいらないのであれば、“Water is fine.”と言っておきましょう。
アルコールを出してくれるところなら、料理のメニュー以外に、ワインリストやカクテルリストのメニューもテーブル上に置いてあるはずです。
もしなければ、“May I see the wine list?”とか、“Do you have a cocktail list?”と言って、持ってきてもらいます。
それを見て、何を注文してよいかわからなければ、係の人に聞くといいです。たとえば、自分が何を食べたいかわかっていれば、それに合うワインを推薦してもらいます。
“What would you recommend for this dish?”
“What wine would go well with this dish?”
といった形で、食べたいものを例にとって、お店の人に聞くのが一番です。その際、予算も大切なので、“not too expensive one”とか補足しておくといいでしょう。
もっと具体的に自分の好みがあるときには、ワインの種類や、味について触れ、より範囲を絞って推薦してもらうこともできます。
“I am looking for something ~ .” で始めて、~のところに、sweet(甘め)、dry(辛め)、smooth(滑らかな)、light(軽い)、rich(コクのある)、full-bodied(重みのある)、round(丸みのある)などを入れて表現しますまだ決断できてないときに、注文を取りにに来られた場合には、
“I would like a few more minutes.”とか、
“Could you give us a little more time?”と言って、追い払うといいです。
自分でほしいものがわかるときは、
“I would like a glass of ○○ wine.”“
I will have a bottle of ○○ wine.”というように、グラス単位かボトル単位かを明確にして注文します。
頼んだものが自分の予想通りで、もう一杯お願いしたいときには、“I would like another one, please.”と言って、お代わりします。
いかがでしょう?
カフェやレストランでドリンクを注文するときの英語は、そんなに難しく考えなくてもいいので、とにかく言ってみて通じなければ、メニューにある名前を指さして、「これください。」でもかまいません。
当たって砕けろで、挑戦してみてください。