この記事は約 9 分で読めます。
クッキー型の種類はいくつくらいお持ちでしょうか?
私は数えたことがありませんが、子どもが小さい時から洋菓子作りにはまり、その都度買い足していったので、大小取り混ぜて数えると、100や200ですみません。
問題は、どんな種類のクッキー型を持っているのかを覚えているかどうかということです。一応、プラスチック製の物や金属製のものは、区別して箱に入れて保管していますが、この際整理してみることにしました。
シリーズ物というか、クッキー型は同じ種類でも、サイズの違うものを十個くらい組み合わせて、個別のアルミ缶に入ってたりするものもあって、棚のあちこちにあり、収納は一貫していません。
とりあえずグループごとに写真を撮ったので、私が長年に渡って、どんなクッキー型の種類を持っているのか、テーマ別にご紹介し、こんな形でもクッキーが焼けるんだというアイデアを得ていただければと思います。
クッキー型の種類:数字やアルファベット
子どもが一歳のお誕生日を迎えるのを機会に、バースデーパーティーを開くために、ケーキやクッキー作りを始めたのがきっかけなので、年を重ねるごとに変化していく数字はマスト・アイテムです。
0から9までの数字があれば、どんな組み合わせもできるので、子どもに限らず、定年退職や、銀婚・金婚式に至るまで、長年使えますよね。
また、アルファベットもあると、言葉をクッキーで焼くこともできるし、お祝いすべき人の名前を作ったり、パーティーに来てくださった人への手土産に、イニシャルだけ焼いて持ち帰ってもらうこともできます。
クッキー型の種類:行事編
一年を通して、いろんな行事があるので、子どもが学校に通っている間は、スクール・パーティーに、手作りのクッキーを焼いて持って行ったりすることもよくありました。
そういう時には、普段食べるような平凡な種類ではなく、イベントに応じたクッキー型で焼いて、デコレーションを加えたりして持っていくと、子供も大人も大喜びします。
年の初めから順を追っていって、要所要所の時期にある行事に使ったクッキー型の種類を紹介していきます。
アメリカではお正月は、ただ一日だけの休日で、大晦日の夜中に、年が変わる瞬間には、盛大に花火を上げてお祝いしますが、二日酔いで休憩したあとは、もう何事もなかったかのように、二日から平常に戻ります。
ということで、日本のように長い日数をかけてお祝いするわけではないので、特にイベント色はなく、二月のバレンタインに向けて、お店が赤やピンクに染まり出すといった感じです。
<バレンタインデーのクッキー型>
バレンタインデーと言えば、もちろんハート形ですね。私はかなり大きめのハートも持っています。このクッキー型で焼くときは、結構広い平面が利用できるので、上にアイシングで文字を描いたり、周りを飾ったりできます。
基本のバタークッキーを焼いておいて、色を付けるのもいいし、クッキー生地を用意するときに、赤いフードカラーを混ぜて、真っ赤なハートを作ってもいいですね。
<イースターのクッキー型>
イースターは移動祝日になるので、3月の終わりごろから4月中ごろにかけて、その年によって何日になるかが決まります。どうしてこうなるのかというと、復活祭は、「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日」という定義だからです。
小難しい説明は置いておいて、イースターと言えば、キャラクターはうざぎ。そして多産のウサギさんが産む卵がシンボルとなり、子どもたちはイースターエッグハントを楽しみます。兎の大好物である人参もたくさん登場します。
<ハロウィンのクッキー型>
言わずと知れたハロウィンには、シンボルのカボチャをはじめ、魔女やお化け、フランケンシュタインや骸骨にこうもり、クモの巣など、とても怖そうな種類のクッキー型がたくさんあります。
今振り返ってみると、子どもが小さい頃は、デコレーションに凝っていたなあと思い起こしました。頑張って、お母さんしてたんですね。
<クリスマスのクッキー型>
アメリカでは、いろんな宗教の人たちがいるので、皆がみんなキリストの誕生をお祝いするわけではないのですが、今のところクリスチャンが大半を占めているので、感謝祭が終わり次第、街はクリスマスムードに入ります。
サンタクロースや雪だるまに加えて、この時期バレー団が活躍する、くるみ割人形ののキャラクターもあります。キャンディーケインの形をしたものや、ツリーと一緒に飾るソックスなどの種類もあります。
クリスマスツリーに関しては、簡単に平面で作る小さいツリーから、一見、星の形の大小に見えるクッキー型で、実は立体形のクリスマスツリーに仕上げることもできます。
クリスマスとは直接関係しませんが、季節ものとしては、雪の結晶のクッキー型もいくつかあります。
<番外編:ベビーシャワーのクッキー型>
私が日本で暮らしていたころは、赤ちゃんができた後でお祝いをしていたように思いますが、今どきは、アメリカ式に、できる前に友人・知人が寄り合い、ベビーシャワーをすることも珍しくなくなったようですね。
哺乳瓶やガラガラに乳母車など、赤ちゃんがテーマの物を見ていると、思わず顔がほころんでしまいます。
クッキー型の種類:その他大勢
テーマに沿ったものではなく、広く一般的に使える、いろんな種類のクッキー型も山ほどあって、今回こうして写真に撮って眺めると、自分でも何を持っているのかよくわかっていいなと思いました。
まずは、プラスチックでできているものたち。
それから、アルミでできているものたち。
ちょっと大きくて値段は高めだけど、丈夫な銅製のもの。
同じ形で大小そろっているもの。
クッキー型の種類:特別編
<ロゼットアイロンで作るクッキー>
通常のクッキー型で生地を抜いて、焼き上げて作るクッキーではなく、英語で書くと、”rosette iron”という型を使って、クリーム状の生地をすくい取り、天ぷらのように油で揚げて作るクッキータイプのことを言います。
揚げ菓子の性質上、やはりすぐに食べるのが一番おいしいので、長持ちせず、最初に数回作っただけで、棚の奥に追いやったままの型です。
<クッキースタンプ>
型抜きではなく、円や四角にくり抜いたクッキー生地の上から押して、インプレッションを作っていくタイプのものです。そのまま仕上げてもいいし、焼き上がってから、形に沿ってアイシングをかけてもかまいません。
以上、私が所有するクッキー型の種類をテーマ別に整理して紹介しました。
アメリカの方が、こういう型は豊富にそろっているので、中には、こんな物もあるの?というような型を発見されたかもわかりませんね。
子どもが巣立っていったあとは、見た目より、フレーバー中心のクッキーを焼くことの方が多いので、ここに挙げたクッキー型のほとんどは、棚の奥で眠っています。
多分、孫ができるようになったら、また活躍するのかも、ですね。