スポンサーリンク

サンクスギビングの料理って、アメリカではどんな風にする?

この記事は約 12 分で読めます。

サンクスギビングの料理

 

サンクスギビングの料理って、アメリカではどんな物が出てくるのでしょう?

やはりメインはもちろんターキーですね。マッシュポテトも欠かせません。あとは、いろんな種類の野菜料理が、副菜として、ところ狭しとテーブルに並びます。

何せ、感謝祭というのは、宗教を問わず、アメリカが入植した頃に、原住民に教えてもらった農作業で、初めて作物を収穫できたことをお祝いする行事なので、これ以上食べられないというくらいの量を用意します。

大家族になると、そのファミリーの長、もしくは一番大きい家に住んでいる家族のもとに集まり、場合によっては、二、三十人が一堂に会して、食卓を囲むので、七面鳥も一羽では足りなくなったりします。

私は小家族しか扱っていませんが、親戚を呼んでもてなすこともあるので、アメリカでサンクスギビングに出す料理にはどんなものがあるのか、自宅で作ったものを例に挙げて、コース別に紹介していきます。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

サンクスギビングの料理:メインディッシュ

 

<七面鳥編>

 

感謝祭のシーズンになると、一か月以上も前から、食料品店の一角に、冷凍のターキーが出始めます。アメリカの家庭には地下室があるところが多く、大きな冷凍庫が別にあれば、かなり早くから購入可能です。

ターキーを焼き始めたころは、丸のまま買ってきて調理していたので、サンクスギビング・ディナーが終わった後、残り物の処理に相当長い間かかっていました。

 

ターキー胸肉のロースト・ハーブ風味

ターキー胸肉のロースト・ハーブ風味

 

最初は、サンドイッチの具材にし、スープにちぎって混ぜたりするのですが、そのうち万策尽きてしまいます。

でも最近では、大人数のディナーを賄うことが少なくなったので、七面鳥の胸肉だけを買ってきて料理することが多くなり、少し楽になりました。ただ欠点は、胸のところは脂分が少なく、乾燥気味に仕上がってしまうことです。

 

ターキー胸肉

ターキー胸肉

 

それでも、冷蔵庫にそれ相当のスペースを作る工夫や、残ったものをいかに上手に活用し、飽きることなく使い切るか、といったことに頭を悩ます時間が減るのは、気分的に楽です。

 

<スタッフィング>

 

サンクスギビングのターキーを焼くには、大きく分けて二通りあります。胸の空洞に詰め物をするかしないかということです。スタッフィングを入れた場合は、その分焼き時間が増えます。

 

ヘーゼルナッツのドレッシング

ヘーゼルナッツのドレッシング

 

入れる、入れないは別にしても、スタッフィングだけをキャセロールにして焼くことが多いです。何しろたくさん用意するので、胸に詰めたぐらいでは消費できませんから。

 

椎茸と野菜のスタッフィング

椎茸と野菜のスタッフィング

 

焼きあがった後、詰めた物も取り出して別に出すのですが、味が付いている一方、べたべた感があって、私は個人的にはあまり好きではないので、最近は最初からキャセロール・ディッシュとして焼いています。

 

デイツとナッツのスタッフィング

デイツとナッツのスタッフィング

 

一番ポピュラーな材料は、クルトンを主に使いますが、ライスをメインに使ったり、ナッツやハーブと組み合わせていろんなフレーバーを加えることで、バラエティー豊かに作れます。

 

リークとピーカンの詰め物

リークとピーカンの詰め物

 

<コンディメント>

 

七面鳥は普通の鶏肉と違い、独特の風味があるので、誰もが好んで食べるとは限りません。そこで、切り分けた肉を口にするときに、少しレリッシュのようなものがあると、よりおいしくいただけます。

 

アップルクランベリーソース・ピスタチオ入

アップルクランベリーソース・ピスタチオ入

 

そこでよく登場するのが、クランベリーです。こちらもシーズンになると、新鮮なものがたくさん出てきますが、年中、冷凍物も売っています。

 

クランベリー・オレンジソース

クランベリー・オレンジソース

スパイシー・クランベリー・チャツネ

スパイシー・クランベリー・チャツネ

 

主に、オレンジやグレープフルーツといった、シトラス系の果物と一緒に煮込んだものが人気です。これは作った後でも長く持つので、ダックやチキンを食べるときに添えて出してもいいですね。

 

クランベリー・ペアーソース

クランベリー・ペアーソース

クランベリーとグレープフルーツの付合せ

クランベリーとグレープフルーツの付合せ

サンクスギビングの料理:サイドディッシュ

 

<ポテト類>

 

サンクスギビングのターキー料理と一緒に出される、最も伝統的な副菜は、マッシュポテトです。でも、これだけ単独では面白くありません。

 

マッシュポテト

マッシュポテト

 

そこで物を言うのが、グレービーです。一羽丸ごと七面鳥の袋入りを買ってくると、たいてい臓物が入った小袋が付いてきます。

味のあるグレービーを作ろうと思うと、ターキーを焼いた後、肉汁が戻るのを待つ間に、ベーキングパンにたまった汁の脂を取り除き、残りの汁に、この臓物を混ぜてスープを加え、少しとろみをつけて仕上げます。

 

日本の味噌汁と同じで、それぞれの家庭で、お母さんが作る絶妙の割合というものがあると思いますが、このグレービーも、アメリカでは主婦の腕の見せ所といった感じです。

まだ慣れていなければ、市販のグレービーミックスを使うといいです。

で、マッシュポテトが主流なのですが、私は個人的にさつまいものファンなので、時には、スイートポテトのキャセロールを作ったりします。

 

<その他の野菜>

 

サンクスギビングのディナーによく出てくる野菜に、インゲン豆があります。中でも、スープで有名なキャンベルが出している、グリーンビーンのキャセロールレシピは、アメリカではクラシックそのものです。

私も一度作ったことがありますが、誰でも作っているものは芸がないので、以後、いろいろレシピを代えて作っています。インゲンをサラダとして出してもいいですね。

 

インゲンのサラダ

インゲンのサラダ

 

人参もよく使う野菜料理の一つです。甘く煮込んだグラッセなら、子どもにも人気があります。

 

ベビー・キャロットのグラッセ

ベビー・キャロットのグラッセ

 

あと、季節柄、栗もおいしいシーズンなので、スタッフィングに入れることもありますが、別に野菜のセイボリー・パイとして使っても、みんなの目を引く一品になります。

 

栗とポテトとシャロットのパイ

栗とポテトとシャロットのパイ

 

小家族のサンクスギビング料理のアイデア

 

さてアメリカは何でも大盛りというイメージがあるかと思いますが、七面鳥にしても、いくら胸肉だけとは言え、夫婦二人では持て余してしまいます。

 

詰め物をした七面鳥胸肉

詰め物をした七面鳥胸肉

 

息子が巣立った後、特にサンクスギビングにゲストを招待しないときには、後々、残り物の処理で困らないためにも、ターキーの胸だけの塊を買ってきて、詰め物をしてフレーバーを付け、料理することが多くなりました。

 

ターキー胸肉・ブリ―とバジル詰物

ターキー胸肉・ブリ―とバジル詰物

 

この方式だと、せいぜい、後一回だけ同じものを食べればいいので、普通の夕食の残り物と同様に扱えて、負担が少なくて済みます。

 

 

いかがでしたか?

サンクスギビングの料理は、アメリカでは無視できないものなので、家族の嗜好や人数に合わせて、いろいろ工夫する必要があります。

私は過去、あまりお呼ばれする立場にはなかったのですが、もし誰かの家に招かれたときには、ポットラックスタイルで、何か一品持っていけると、サンクスギビング・ディナーに貢献できていいですね。

 

このページで取り上げたサンクスギビングの料理レシピを詳しくお知りになりたい方は、私の料理レシピブログ「世界の家庭料理からもてなし料理のレシピまで集めよう」のサンクスギビング・カテゴリーに載せています。

なお、ターキーの調理に関しては、このサイトの別のページで、取り扱いの注意や詳しい調理時間などを解説しているので、参考になさってください。

 

関連記事:ターキーの調理に挑戦|これでサンクスギビングも怖くない!