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アメリカの朝食って一般家庭では。一体どんな物が主流なの?

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アメリカの朝食

アメリカの朝食が一般家庭ではどんなスタイルなのか、ブレックファースト・メニューを挙げて解説します。

 

どのファミリーでも、両親が現役で働いていて、子育て中であれば、朝の忙しさは容易に想像がつくと思います。

そこで、平日タイプと週末タイプに分けて、アメリカの一般家庭の朝食がどのようなものか、例を挙げていきますね。

 

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アメリカの一般家庭での朝食

平日の非加熱スタイル

【Cereal】

超特急で、最も簡単に用意できて、というか、そもそも食べたい人が勝手に作って、お腹に流し込んで、学校や職場に駆け込んでいける、アメリカ一般家庭の定番ブレックファースト!

もちろん、子ども向けに多色染めでシュガーコーティングした物は避けないといけませんが、私の主人は引退後も未だにこれが朝食で、“shredded wheat” という食物繊維たっぷりのものを毎朝食べています。

シリアル

大体、これを食べないとお通じが出ないらしく、主人にはマストの朝食なのです。私も便秘解消のためには食べたほうがいいんでしょうけど、はっきり言って無糖の物は美味しくない!

私の子どもが一緒に暮らしていた間も、他の健康的な種類を選んでいたので、私は朝食に関しては、本当に楽をさせてもらいました。(~もらってます。)

 

【Peanut butter & Jelly Sandwich】

これも、小さい子以外は自分で作れますよね。子どもっぽく聞こえるかもしれないけれど、ピーナッツバターにはかなり栄養価値があるので、アメリカの一般家庭では決して侮れない朝食です。

 

【Bagel with cream cheese】

日本にもベーグル専門店ができるようになりましたが、これもP&Jサンドイッチ同様、ただ塗って合わせるだけ。ジャムを加えてもいいし、たんぱく質を足すためにハムを挟んでもいいですね。大人だったらスモークサーモンとか。

 

【Overnight oatmeal】

普通のオートミールは、ガスコンロか電子レンジを使っての加熱処理が必要ですが、最近流行りの、ミルクにオートミールを浸して一晩漬けおく方式だと、朝の忙しい時でもそのまま食べられる便利なものです。

もちろん自分の好みに合わせたミルクとオーツの組合せで、自宅で前の晩に簡単に仕込めますが、それすら面倒な場合には、ヨーグルト製品と同じ場所に置いている市販のオーバーナイト・オートミールも利用可能です。

 

平日の加熱スタイル

【Oatmeal】

オートミールが食物繊維の宝庫であることは言うまでもありませんが、その特徴は、水溶性と不溶性の繊維バランスが絶妙であるということ。白ご飯の20倍もの繊維が摂れる他、ビタミンやミネラルなどの栄養価も高いです。

加熱しないといけないとは言え、1回分ずつ小袋に入ったものを買っておけば、後はボウルに入れて水や牛乳を混ぜてレンチンすればいいだけなので、そんなに手間ではありません。フレーバーも多種多様で楽しめます。

スティールカット・オートミール

そのように即席で用意できるものは大抵、“rolled oats” と言って、オーツ麦を平らにした形のもので、もう一方の種類に、“steel-cut” があります。便秘症の方には、こちらの方が効き目があるようです。

 

【Cream of Wheat】

クリーム・オブ・ウィートの原料は小麦のセモリナ粉で、グリッツより滑らかにできていて、おかゆに近い食感になります。オートミールと比べると、カロリーが少ない分、繊維質やたんぱく質、その他の栄養価も低くなります。

クリーム・オブ・ウィート

水やミルクを混ぜるだけで、ガスコンロ上でも、電子レンジを使ってもできるので、便利です。フレーバーも、フルーツ味やココア味、メープル味など、多岐にわたっています。

 

【Cream of Rice】

上記と似たものに、同じメーカーから出ている、クリーム・オブ・ライスがあります。やや粗びきの米粉で作られているので、目の細かい砂のような感じ。

クリーム・オブ・ライス

グルテンフリーで、水だけで作れば、ラクトースフリーにもなります。ビタミンも強化されていて消化もいいので、塩や砂糖も加えなければ、赤ちゃんの離乳食としても使えます。

 

【Grits】

特にアメリカ南部の州の一般家庭の料理に出てくるグリッツは、とうもろこしの穀粒でできています。主に白いコーンを使ったおかゆですね。インスタントの物だと、やはり水や牛乳と混ぜるだけで5分で用意できます。

グリッツ

インスタントにも、バター味やチーズ味があるのですが、時間の余裕があって、よりクリーミィ-にしたい時には、水と混ぜて調理した後、蓋をしてしばらくの間ふやかし、仕上げに好みでクリームやバターにチーズを加えるとよいです。

 

【Ham (or bacon or sausage) & Egg】

好みの肉類を炒めて、卵焼きと一緒に皿に載せ、普通はトーストを添えて出します。このカリカリに焼いたベーコンは主人が子どもの頃よく食べていたそうで、懐かしがるのですが、私は作りません。

チャウダーに入れるために炒めることはあるのですが、そもそもベーコンの香りが朝から家の中に充満するのが嫌なのです。ちなみに主人は、私がたまに一人のランチに焼き魚をレンチンした後の臭いがたまらないと言いますが。

 

ソーセージの種類は山ほどありますが、朝食用に「ブレックファースト・ソーセージ」というのがあって、そのまますぐに炒められるようになっています。(ソーセージの種類については別ページをご参照ください。)

アメリカでは、というか英語で卵焼きのことは、片面焼きを “sunny side up”、両面焼きを “over easy” と呼んでいます。確かに、ひっくり返さないと、黄身がこんもりしてお日様のようですね。

 

【Egg Dishes】

“Scrambled Eggs”(スクランブルエッグ)を上記の朝食メニューで、卵焼きの代わりにすることも多いですね。調理時間的にはそんなに差がないので、置き換えやすいです。

スクランブル・エッグ

“Egg Omelette”(卵オムレツ)も、中に具を入れないのであれば、そんなに手間ではありませんが、ノンスティックの扱いやすいスキレットは必要ですね。献身的なお母さんだと、マッシュルームやホウレン草入りが出てくるかな?

 

“Poached Eggs” (ポーチドエッグ)や、“Boiled Eggs”(ゆで卵)は、一般家庭の朝食で熱い内に出そうと思うと、日頃から慣れていて、タイミングを見計らって作らないといけないので、やや厳しいです。

ここでは朝食になりやすい卵料理を挙げましたが、「アメリカの料理文化」のカテゴリーで、アメリカの一般家庭で人気の卵料理の作り方のコツを解説しています。

 

【Potato Dishes】

“Hash Browns”(ハッシュドポテト)は、ジャガイモをささがきにしてまとめ、パテ状にして炒める料理ですが、朝から作ってられないので、冷凍物があると便利です。

ハッシュブラウン

“Fried Potatoes”(フライドポテト)や “Tater Tots”(テイタートッツ)も同様で、朝から揚げ物してられないので、フローズンに頼るのもアリです。

テイタートッツ

 

【Doughnuts】

やはりアメリカの朝食というか、朝のコーヒーのお供に欠かせないという人のために、ドーナツも挙げておきたいと思います。と言っても、朝から家でドーナツを揚げるわけではありません。

ドーナッツ

これはどちらかと言うと、家では朝食もとらず、勤務先へ向かう途中のドーナツ・ショップに立ち寄って、職場のブースで食べる感じ。学校に行く前の子どもに与える朝食であってはいけません。

アメリカ人がドーナツをコーヒーに付けて食べるのを初めて見た時には、何と気持ちの悪いことをするもんだと思いましたが、バター珈琲も流行るようになって、口の中に入るタイミングが少々相前後するだけだと納得するようになりました。

 

週末スタイル

【Pancake】

初めてアメリカ式パンケーキを目の前にしたときは、がっかりしたのを覚えています。日本で、最低2cmは高さのあるふっくらしたホットケーキに慣れていた者にとっては、ペシャンコのパンケーキは魅力的ではありませんでした。

パンケーキ

今でこそ慣れましたが、最近ダイソーで、シフォン型ホットケーキが焼ける型を見つけたので、時々日本式のおうちホットケーキを楽しんでいます。

 

【Waffle】

我が家には、アメリカン・ワッフル焼き器と、ベルジャン・ワッフル焼き器があります。私は、グリッドの深いベルギー式が好きです。家で作るときは季節の果物をたっぷり添えて出します。

ワッフル

卵料理も添えるとたんぱく源になってよいのですが、鶏肉とワッフルというイメージは当初全くなかったのが、食事ができる映画館に行ってから、チキン&ワッフルのセットをよく見かけ、それもアリだなと思いました。

 

【French Toast】

食パンに限って言うと、私は断然日本の、あのフワフワのきめの細かい真っ白の食パン派なのですが、フレンチトーストを作るときには、そのきめの細かさ故に、なかなか汁を吸ってくれないので、洋式のパンの方が扱いやすいです。

カラメル・フレンチトースト

普通は焼く前に液を染み込ませるだけで十分ですが、一度キャセロールにフレンチブレッドを並べて、一晩漬けおきした上でオーブンで焼いて仕上げるレシピを試したことがあり、とても美味しくできました。

 

【Dutch Baby】

ドイツ系の巨大パンケーキに、「ダッチ・ベイビー」というのがあります。初めて食べたのは、主人の母がまだ生きている間に作ってもらった時です。実は主人の家系は、ドイツ・オランダ、アイルランドが混ざってるんですね。

ダッチ・ベイビー

あらかじめオーブンで熱くしておいた鉄のフライパンに、用意した生地を流し込んでオーブンで焼くと、周りが反り返るように膨らんでいきます。口当たりが軽いので、お代わりが欲しくなる代物です。

 

【Crepe】

クレープを焼くのは、少々繊細なスキルが要るので、平日のあわただしい朝にはストレスです。気持ちがゆっくりしている週末に焼いて、生クリームたっぷり、フルーツたっぷり添えて食べたいですね。

ヘルシー志向であれば、マッシュルームソースやホウレン草など緑の野菜とかチーズをフィリングにするといいと思います。

 

【Scone】

イギリスのアフタヌーンティーに行くと、よく出てきますね。スキレットで大きく焼いて切り分けてもいいのですが、家には8個が一度に焼ける型があって、体裁良く仕上がるので時々使っています。

甘党であれば、仕上げに砂糖入りアイシングを垂らしてもいいし、きっちりした食事にしたいときには、生地を焼くときから、野菜類やチーズを織り込むようになったレシピを選ぶといいですね。

 

【Egg in a Hole】

まだ試したことがないのですが、トーストの真ん中に卵が入るくらいの穴をクッキー型か何かで開けておいて、片面をフライパンで焼きます。ひっくり返したら、穴に卵を割り入れて、火が通るまで焼きます。

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アメリカの朝食に伴う飲み物

これはもう千差万別。

・コーヒー
・紅茶
・ミルク
・果物ジュース
・スムージー

 

など、単独の場合もあれば、例えば牛乳とオレンジジュースといった具合に組み合わせて出すときもあります。(特に家庭に育ち盛りの子どもがいる場合には)

コーヒー・紅茶は置いておいて、ミルクになると、これも種類が豊富です。と言うのも、乳糖不耐症の家族がいれば、牛のミルクは出せないので、代わるものが要ります。

 

・豆乳(ソイミルク)
・山羊乳(ゴートミルク)
・アーモンドミルク
・ココナッツミルク
・ピーナッツミルク
・マカデミアミルク
・ウォルナッツミルク
・ヘーゼルナッツミルク
・カシューナッツミルク
・オートミルク
・ライスミルク
・ヘンプミルク

 

日本にいたときは、豆乳くらいしか目につかなかったのですが、アメリカの、特に健康志向のスーパーに行くと、上記のような種類の代替ミルクが山ほどあります。

ミルク各種

ほぼすべて試してみましたが、幸い私は不耐症ではないので、やっぱり牛乳が一番好きです。

 

果物ジュースの定番はオレンジジュースですね。冷凍の凝縮ジュースもあり、市販の安価なものはたいてい凝縮版から作られていますが、やはり新鮮なものが一番。

スーパーで売っている、“fresh squeezed” は高いけれど、家で毎回何個もオレンジを搾ることを考えると、それなりの価値があります。

 

カリフォルニア州に住む知人宅にはオレンジのなる木があるので、オレンジ専用の簡易絞り器を持っていて、宿泊した時には朝、搾りたてを飲ませてくれました。

日本でもスムージー作りは人気があるようなので、週末の余裕のある時には、複数の野菜果物を取り混ぜた、ヘルシードリンクを作って飲みたいですね。

 

 

アメリカの朝食が、一般家庭ではどのような形態になっているのか、平日のあわただしい朝と週末のゆっくりした朝に分けて例を挙げてみました。

映画やドラマに出てくるイメージと重なったでしょうか?

 

何かと肥満が問題のアメリカですが、傾向としては健康を重視する向きがあるので、クラシックな映画の朝食シーンと、現代ものでは違いが見えてくると思います。

逆に今ではアレルギーが増えているので、その分範囲が狭まったとも言えるのですが、たまに新しいものに挑戦するのも楽しいですよ♪