料理用語を英語で知って、あなたも外国のレシピに挑戦!

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料理用語を英語で理解できたら、アメリカのレシピにも挑戦できて、クッキングの幅が広がりますよ。お料理に使う言葉はある程度限定されているので、一定の決まった言い方を覚えれば、構文自体は難しくありません。

これから英語圏に留学を考えておられる方や、逆に海外からの留学生を預かる予定のある方にとっても、毎日の食生活に関係する料理用語を英語で知っていれば、会話も弾みますしね。

 

私も実は高校の時にアメリカに短期留学した経験があって、ホストファミリーのお母さんがとても料理上手だったので、その時に教えてもらったレシピは今でも大切に持っています。

さて、このページでは、料理用語を、食材を切ったり形を変えたりするために主に使う英語と、下準備の段階で必要な言葉と、最後に実際の調理にかかわる語句に分けて、英語と日本語の対照表を作ったので、お役立てください。

 

料理用語の英語

食材を切ったり形を整えるための英語表現

切る英語

bone 骨を抜く
chop 刻む
core 芯を取る
cube 角切りにする
cut 切る
dice さいの目に切る
grate おろす
halve 半分に切る
mince 微塵切りにする
peel 皮をむく
quarter 4等分にする
seed 種を取り除く
shell 殻を取る
shred 細切りにする
skin 皮をはぐ
slice 薄切りにする
trim 形を整えて切る

 

補足ですが、”cut”に関しては、その後に続く言葉でより具体的な切り方を提示できます。たとえば、“cut crosswise”だと「十字に切る」。“cut into bitesize”だと「一口大に切る」。“cut into wedges”で「くし形に切る」になります。

動詞の”halve”を使わないで、“cut in half”とか、“cut in two”で「半分に切る」ということもできるので、後の数字を変えれば、いくつにも分ける英語表現が可能です。

 

また、「微塵切りにする」ときは、表の中の“mince”以外にも、“chop finely”で表すことができるし、“chop coarsely”と言えば、「粗微塵にする」というように微妙に切り方を指定することもできます。

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下ごしらえに必要な英語表現

下準備英語

add 加える
beat 強くかき混ぜる
blend 混ぜ合わせる
brush 刷毛で塗る
chill 冷やす
combine AとBを一緒にする
cover 蓋をする
crush 押しつぶす
defrost 解凍する
dip 軽く浸ける
discard 捨てる
dissolve 溶かす
drain 水切りをする
dry 水気を取る
dust 粉をまぶす
emulsify 乳化させる
fill 埋める
fold in 混ぜこむ
freeze 冷凍する
garnish 綺麗に飾る
grease 油を塗る
knead こねる
pour 注ぐ
put 入れる
marinate しばらく漬ける
mash つぶす
mix 混ぜる
refrigerate 冷蔵する
remove 取り除く
rinse すすぐ
rub こすりつける
scatter 散らす
season 味付ける
separate AとBを分ける
sift 振るいにかける
soak 浸す
sprinkle 振りかける
squeeze 絞り出す
stir かき混ぜる
strain こす
thaw 解凍する
toss 軽く混ぜる
whip 泡立てる
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火を使う調理に係る英語表現

調理英語

bake オーブンで焼く
barbecue 直火で焼く
boil ゆでる
braise 炒めて蒸し煮にする
blanch 湯通しする
broil あぶる
brown こんがり焼く
burn 焼き色をつける
cover 蓋をする
deep fry 揚げる
evaporate 水分を蒸発させる
glaze 照りをつける
grill 焼く
heat 熱する
melt 溶かす
pan fry フライパンで炒める
poach 沸騰直前の湯でゆでる
preheat 予め温める
reduce 煮詰める
reheat 温め直す
roast あぶり焼きにする
sautee 炒める
scald 沸騰寸前に火を止める
scorch 表面を焦がす
simmer とろ火で煮る
skim 表面のアクや油をすくう
smoke 燻製にする
steam 蒸す
stew 長時間煮込む
stir fry 強火で炒める
sweat 炒めて水分を飛ばす
toast 煎る
warm 温める

 

基本的に“cook”は「調理する」という意味なので表に入れませんでしたが、他の“boil”とか“simmer”と同様に、「何分間」を表すときには、“~for 10minutes”というように、“for”を使います。

これが、「何度で焼く」というようなときには、“bake at 180 degrees”というように、“at”を使います。英語の前置詞の使い分けは時々迷いますね。

 

 

いかがでしたでしょう。探していた言葉が見つかりましたか?

ここでは料理用語の中でも動詞(動きのあることば)に限ってリストアップしました。

食材や食品の名前や、味覚に関する言葉、また形状を表す形容詞などの英語表現に関しては、別のページで解説することにします。

 

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