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パスタ料理の名前で人気のある物というと、どんなものが浮かんできますか?日本でもイタリア料理店は数多くあって、いろんな種類の麺を楽しめると思います。カロリー的にはちょっと気にしないといけないかもしれませんが。
私もアメリカの家庭でよく調理するパスタメニューがあります。子供が小さい頃はマカロニチーズをたくさん作っていました。主人も麺類大好き人間なので時間はかかりますが、ラザーニャもよく作ります。
同じ名前のパスタ料理でも、食材を変えることによって当然風味も変わってくるので、過去にいろんな素材を使って作ってきました。私がこれまでに作ったことのある物から例を挙げてみたいと思います。
パスタ料理いろいろ
マカロニチーズ
マカロニチーズは、スーパーでも簡単に作れるように箱入りの物がありますが、健康のためにはやめた方がいいです。アメリカでは成分表の提示がうるさいですが、こういう物にはいろんな混ぜ物が入っていると思うので。
一口にマカロニチーズと言っても、シンプルなものから複雑なものまで、いろいろ工夫ができます。まずは基本の、チェダーチーズで作るもの。
チーズ好きの人にはたまらない、5種類ものチーズで作ったもの。何が入っているかというと、プロボロンヌ、アシアゴ、フォンティナ、パルミジャーノ、ゴルゴンゾーラの5品で、主人に大好評でした。
大人用としては、ビール入りの物も作りました。これにはショートマカロニではなく、カールマカロニとも呼ばれている、フジッリ”fusilli”パスタを使い、チェダーとクリームチーズをミックスしています。
他にも、ライトタイプや、海老入りや、ハムとグリーンピース入りの物もあるのですが、全部挙げていると他のパスタ料理の名前がなかなか出てこなくなるので、ここでは乳製品中心でまとめました。
ラザーニャ
ラザーニャは日本のイタリアンレストランでも人気の品だと思います。ただ、家庭で作るとなると、少々時間がかかるので、平日のディナータイムにササッと簡単に作れるものではありません。私も主に来客用に作っています。
一般的に知れ渡っているのは、牛挽肉を使ったものですね。ビーフ単品では面白くないので、3種の挽肉(牛肉、子牛肉、豚肉)を使ったラザーニャを作りました。他の肉類の組み合わせでも試してみるといいと思います。
肉の種類に凝った分、麺をゆでる時間は省略しました。つまり、乾燥パスタの中でも、「ノー・ボイル」として売っているものを使いました。直接キャセロールに何層かにして入れて焼くと、ソースの液体で十分軟らかくなります。
もう1種類、”no boil lasagna”で作ったものに、チキン・ラザーニャがあります。これには、燻製のモッツァレラチーズを使ったので、ちょっと一味違う仕上がりになりました。
またシーフードでも作っています。その昔アメリカでクッキングを始めた頃は、写真を撮っていなかったので、海老とペストのラザーニャはないのですが、カニ入りと、海老と貝柱入りの魚貝類の分はお見せできます。
たまにベジタリアンのゲストも来るので、ポルチーニとポートベロを使ったマッシュルーム版も作りました。また、クリスマスの時期には、トマトソースの赤とほうれん草の緑のコントラストで作ったラザーニャもあります。
数多く作っているので、全てを挙げるわけにはいきませんが、ちょっと変わり種としては、平らに重ねるのではなく、くるくる巻いたものを並べて焼く、ラザーニャ・ロールもできますよ。
ボロネーズ
イタリアの街ボローニャから来た名前で、この種の煮込みソースは、正式には「ラグー・アラ・ボロネーゼ」と呼ばれます。そして最も相性のいいパスタがタリアテッレ。私がよく使う”Cook’sIllustrated”のレシピで作りました。
もちろん、アメリカ風のもっとトマトソースが多いミートソースも作っていますが、ボロネーズソースというのはもっと肉が目立つ感じです。”bon appetit”のレシピで、2種類のタリアテッレを使って作ったものもあります。
邪道かもわかりませんが、リングイネを使ったイカとカニと鮭といった豪華なシーフード版ボロネーズのレシピも見つけたので、作ってみました。
テトラジーニ
アメリカでよく作られる鶏肉を使ったパスタ料理に、テトラジーニがあります。私も初めて”tetrazzini”を作ったときは、感謝祭の七面鳥の肉の残りをどうしようかと思い、レシピを探していた時に見つけて作った記憶があります。
結構おいしかったので、今度は、”Cook’s Country”で見つけたレシピを使って再度挑戦しました。前回はオーブン料理だったのに対し、これはガスレンジで鍋を使って仕上げるものでした。
ボンゴレ
ボンゴレビアンコというと、あさりとかハマグリを白ワインで煮て作るパスタ料理ですが、いつも何か一ひねりするのが好きなので、この際2枚貝ならいいことにして、ムール貝を混ぜて作ることにしました。
アルフレッドソース
あと、基本のクリームソースにアルフレッドソースがありますね。どちらかというと高カロリーのイメージがありますが、ヘビークリームをライトに代えて作れば、ローファットメニューになります。
他にも特によく耳にする名前ではないパスタ料理も山ほど作っていますが、きりがないので、またほかのページで機会があれば紹介することにします。