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マサチューセッツ州の食べ物は?シーフードとデザートが充実

この記事は約 13 分で読めます。

マサチューセッツ州の食べ物を紹介します。ボストンに何回か行ったことがありますが、やはりシーフードが幅をきかせていますね。

 

ベイエリアにあるレストランでは、新鮮な魚介類を堪能できます。あと、ボストンの名前を冠した豆料理や、デザートにも有名なものがあります。

リトル・イタリーがあったり、ポルトガル移民も多かったりするので、エスニックが発展した料理も楽しめます。それでは、マサチューセッツ州の食べ物を見ていきましょう。

 

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マサチューセッツ州で有名な食べ物

魚類

“Baked Stuffed Scrod”

北大西洋岸に住むコダラのことを、マサチューセッツ州では「スクロッド」と呼んでいます。そのまま食べるのではなく、この魚の中に、鮭やメカジキや他のタラ類の魚を、シェリー酒やバターにクリーム、スパイス類と一緒に詰めるのです。

これを粉砕したリッツクラッカーとパン粉で覆ってベイクし、ロブスターソースと一緒にいただくという、何とも贅沢なシーフード三昧の料理です♪

 

貝類

“Fried Clam Bellies”

フライド・クラム

出典:ウィキペディア

私が住む西海岸では、“clam strips” が多いのですが、ニューイングランド地方のマサチューセッツ州では、ソフトシェルのクラム全体をフライにするので、“clam bellies”と呼ばれています。こちらの方が貝の味を満喫できるということです。

 

“New England Clam Chowder”

クラムチャウダーは米国両岸沿いの州でよくある料理ですが、マサチューセッツ州ボストンは、ニューイングランドを代表する都市なので、この名前で呼ばれるクラムチャウダーが有名です。

クラムチャウダー

白いクリームがベースで、「ボストン・クラムチャウダー」とも呼ばれます。私も作ったことがあります。アメリカのクラムチャウダーには、他にもマンハッタン風やロードアイランド風があります。

 

“Steamers”

味付けをして調理する貝類もさることながら、新鮮なとれたての “littlenecks”“cherrystones” などの貝をスチーマー・バスケットに入れて蒸し、バターブロスでいただくのも、レストランで人気のメニューです。

マサチューセッツ州では、14歳以上であれば、“clam digging” の許可をもらいビーチで貝掘りできるので、自宅でも簡単に調理できる方法です。

 

豆類

“Boston Baked Beans”

ベイクドビーンズと言えば、ボストンです!私も圧力鍋を手にした時に初めて作りました。我ながら美味しくできました♪というか、誰でも同じようにできるのですが、やはり甘い味付けはどうしても食をそそります。

ボストン・ベイクドビーンズ

通常、白いインゲン豆、“great white Northern beans” を使って、ハムホックやソルトポークに玉ねぎやニンニクを加え、チキンストックにブラウンシュガーやケチャップ、そして絶対に外してはならないモラッセズで味付けします。

ボストン・ベイクドビーンズ(缶入り)

これだけ単独で食べてもいいし、ホットドックに加えたり、ニューイングランドのブラウンブレッドと一緒にいただくのも伝統的な食べ方です。手作りが難しい時は、“Bush’s” というメーカーが出している缶入りがお手軽です。

 

パン食

“Linguica Cheese Roll”

マサチューセッツ州に住む、ポルトガル移民の中で人気の食べ物に、「リングイーサ」というポルトガル・ソーセージを使ったパン食があります。

リングイーサ

出典:ウィキペディア

やや甘いポルトガル・ロールに、このソーセージとアメリカンチーズを挟んだパンは、移民家族が始めたベーカリーで毎日飛ぶように売れているそうです。

 

“Fluffernutter”

具体的に言うと、“peanut butter and marshmallow fluff sandwich” のことです。“marshmallow fluff” については、後半の<菓子類>での解説をご覧ください。マシュマロフラッフが世に出た一年後に作られ、大ヒットしました。

フラッファーナター

出典:ウィキペディア

フラッファーナターは、マサチューセッツ州の代表的なカンフォートフードで、州の公式サンドイッチに推薦されたそうです。ライスクリスピーを使って作る、オープンサンドイッチ・バージョンもあります。

マシュマロフラッフ・オープンスタイル

出典:ウィキペディア

スナック

“Cape Cod Potato Chips”

ケープコッド・ポテトチップスは、1980年に、Steve Bernard が兄弟と一緒に、ある志を持って始めました。「ヘルシースナック」を提供したいという気持ちです。原則ポテチがヘルシーとは言えませんが、より害の少ない手法で、ということです。

ケープコッド・ポテトチップス

現代の大量生産方式では、チップスを大釜で揚げ続けるのに対し、彼らはケトルで少しずつ揚げていく昔ながらのやり方を再現し、クランチーでヘルシーなポテトチップスを編み出したのです。その後オーナーが次々に変わりましたが、未だに人気のスナックです。

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マサチューセッツ州で人気の甘い物

菓子類

“Boston Baked Beans”

こちらは、ボストンベイクドビーンズ・キャンディーの方です。煮豆があまりにも有名になって、あとで外見を似せた、アイコン的なキャンディーができたというわけです。

ボストン・ベイクドビーンズ・キャンディー

ピーナッツが中心にあり、周りを着色したコーンシロップでコーティングしています。“Ferrara Pan Candy Company” の物が一番有名ですが、正直、あまり健康的なお菓子ではないですね。

 

“Maple Sugar Candy”

マサチューセッツ州には実に300以上ものシュガーメープル生産者がいて、その中の1つ、“The North Hadley Sugar Shack” というファーム・マーケットでは、メープルシーズンの2~4月には特別に、ファームレストランでメープル朝食を提供しています。

一度その時期に行って、ふかふかのパンケーキに、本場のメープルシロップをかけて食べてみたいものです。なお、ファームは年中開いているので、有名なメープルシュガーキャンディーはいつでも買えるし、他のメープル商品も多数そろえています。

 

“Marshmallow Fluff”

一般的には、マシュマロクリームという名前で知られていると思います。私も実は、クラフトが出している “Marshmallow Cream” しか知りませんでした。“Fluff” は、Archibald Query という人が第一次世界大戦の頃に発明した後、レシピを企業に売ったそうです。

主な材料は、コーンシロップ、シュガーシロップ、乾燥卵白にバニラを混ぜて作られています。一方、クラフトの方には、クリームオブタルタルとキサンタンガムという増粘多糖類が含まれており、通りで粘っこいと思いました。

マシュマロフラッフ

やはり添加物は少ない方が良いですね。フラッフの地元では毎年、Fluff festival が行われており、これを使ったキャンディーやスナックに、ポップオーバー、エンパナーダなどがふるまわれ、訪れた人々を楽しませています。

私は、ピーナッツバターアイスクリームに、このフラッフをマーベル状に含ませた、“fluffernutterbutter” なる物を食べてみたい♪

 

“Necco Wafers”

Necco というのは、New England Confectionery Company” の頭文字を取った名前で、1847年にボストンで開業した老舗のキャンディー会社だったのですが、2018年に操業をやめることになりました。

ネッコウェイファー

その後2020年5月に、オハイオが拠点の “Spangler Candy Company” が引き継いで生産することになりました。1つのロールに8色のフレーバーのウェハー・キャンディーが入っていて、古くからのファンにはノスタルジックな食べ物となっています。

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デザート

“Boston Cream Pie”

マサチューセッツ州公認のデザートです。私も知り合いに頼まれて作ってみたことがあります。初めはどんなものか知識がなかったので、パイだと思って見本の写真を見たら、ケーキじゃありませんか!?

ボストン・クリームパイ

友人のご主人がボストン出身で、懐かしいから食べたいというので作ってあげたのです。簡単に言うと、スポンジケーキの間にカスタードクリームを挟んで、上からチョコレートグレーズをかけ、周りにスライスアーモンドをあしらって仕上げます。

ボストン・クリームパイ(スライス)

1856年に創業した、“Omni Parker House Hotel” のフレンチシェフが、1881年に最初に考案したものだと言われています。当初は、“chocolate cream pie” と呼んでいたのですが、ホテルの看板メニューとなってから、ボストンクリームパイという名前が定着しました。

 

“Grapenut Custard”

グレープナット・カスタードはニューイングランド地方の伝統的な食べ物ですが、最近はメニューに取り入れているレストランが少なくなってきました。プディングにしないまでも、アイスクリームのフレーバーとしてはまだまだ健在です。

 

“Grilled Blueberry Muffins”

マフィンをグリル!?って思いますよね。ブルーべりマフィンを半分に切ってバターをたっぷり塗り、切断面をスキレットに押し付け、上から重石を載せてしっかり焼き色を付けるらしいです。食べた人は、「マジ美味しい。」と言っているので、今度作ってみようと思います。

マサチューセッツ州の地図

“Hoosie Cups”

マサチューセッツ州の “Hood” という乳製品の会社が1947年に作り始めたアイスクリームです。小さい紙のカップに一人分入って、木のスプーンが付いてくるところがノスタルジーを感じさせます。

 

“Indian Pudding”

その昔、ニューイングランド地方に入植してきた人々の間で愛されてきた、伝統的なデザートの1つです。朝食のホットシリアルやグリッツにも似た食感で、コーンミールにバターやブラウンシュガー、モラッセズを加えて温かい内に、アイスクリームを添えて出します。

 

“Pasteis de Nata”

パステル・デ・ナタは、ポルトガル移民の多いニューベッドフォードで人気の、フィロカップに入ったエッグカスタード・タルトです。パステル・デ・ベレン “Pastel de Belem” とも呼ばれ、クレーム・ブリュレによく似た味がします。

パステル・デ・ナタ

出典:ウィキペディア

マサチューセッツ州の主食になる食べ物は、何と言ってもシーフード。ボストンだけでも新鮮な魚介類を扱うフィッシュマーケットが目白押し。日本の魚屋さんだってあります!

でも意外に名物が多いのがデザートや菓子類。ここで挙げた、クラムチャウダーやベイクドビーンズに、ボストンクリームパイのレシピは、拙ブログ「世界の家庭料理からもてなし料理のレシピまで集めよう」に載せていますので、よかったら参考にしてくださいね。

 

子どもが学業でボストンに滞在していた頃、困ったというか驚いたのは、日本のように湿気が多くて、食べ物の差し入れに送った海苔が、しばらくするとくっついてしまうことでした。

逆に真冬の寒さも半端じゃなく、冷蔵庫の代わりに、屋外で寿司を保管できるのではないかと思ったほど。今度訪れる機会があったら、ぜひコダラの詰め物を試してみたいですね♪