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メイン州の食べ物はロブスターだけじゃない。有名なアレも!

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メイン州の食べ物

メイン州の食べ物と言えば、誰もが真っ先に思いつくのが、ロブスター。だから料理法も色々あって、違う食べ方が楽しめるんですが、名物はそれだけではありません。

 

東海岸の最北端に位置していて、他の種類のシーフードももちろん豊富にありますが、野菜や果物で名産となっているものもあるし、デザートや飲み物でも有名なものがあります。

アメリカに住んでいても、メイン州まで旅する機会はなかなかありませんが、オンラインで入手可能な食べ物もあるし、他州で人気のユニークな料理に親しむのも楽しいので、メイン州ならではの食べ物を紹介していきますね。

 

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メイン州で人気の食べ物

シーフード料理

“Clambake”

メイン州の海岸線沿いにはシーフードレストランが立ち並び、中にはクラブベイクの名前が付いている所もあります。タイトルだけ聞くと、貝だけなんだろうと思ってしまいますが、海草を敷いた上でムール貝やロブスターテールを蒸して、ポテトや卵と一緒に出てくるフルメニューです。

 

“Clam Rolls”

メイン州の東側を走る1号線沿いの南端にあるキッタリ―のレストランでは、年間に一万食のクラムロールを出すそうです。コーンフラワーと小麦粉を混ぜた粉をまぶした物や、牛乳と卵にくぐらせてから揚げるスタイルも人気で、ホットドッグパンに挟んで特製のタルタルソースを添えて出しています。

メイン州の地図

“Haddock Chowder”

メイン州で出てくるフィッシュスープには、北大西洋岸に多く住むコダラ(モンツキダラ)が入っています。小ぶりでマイルドな味をしており身がしっかりしているので、スープに使いやすいんですね。スープボウルを注文すると、大抵ブルーベリーマフィンがセットになっています。

 

“Lobster Diavolo”

ディアボロというのは、イタリア語で「悪魔」の意味になりますが、この料理は天国の味だそうですよ。スパイシーなトマトソースを絡めたパスタの上に、絶妙なシーズニングで味付けしたロブスターの身が載っていて、食指が動きますね。

 

“Lobster Pie”

ロブスターパイ

出典:ウィキペディア

ウェルズにある “Maine Diner” では、俗に世界的に有名なロブスターパイを提供しています。ロブスターテールを蒸して身をほぐしておき、鍋にカニ味噌を入れてバターで炒め、砕いたリッツクラッカーを加えます。後はラムカンにロブスターを入れてクラッカーを載せ、オーブンで焼き上げます。

 

“Lobster Rolls”

Red's Eats

出典:ウィキペディア

メイン州の食べ物を語るとき、ロブスターロールなしでは始まりません。というくらい有名な料理。1号線沿いのウィスカセットにある、“Red’s Eats” というレストランは1954年から操業していますが、ある年のシーズンには、ロブスターを何と14トンも使ってロブスターロールを提供したそうです。

 

“Steamed Lobster”

名だたるレストランがひしめくポートランドのウォーターフロントには、フローティングレストランが数多くあります。海の香りをかぎながら、獲れたてのロブスターを蒸して真っ赤になったところを、バターに浸けていただくほど贅沢なことはありませんね。ああ、食べたい!

 

加工肉料理

“Italian Sandwich”

イタリアンサンドイッチ

出典:ウィキペディア

今では他の州で、“sub” として名前が通っている、ハム・チーズ・オリーブ・ピーマンなどを挟んだサンドイッチですが、メイン州ポートランドで、イタリアンサンドイッチとして生まれたのは1903年のこと。伊移民の Giovanni Amato というベーカーが、腹ペコの漁師たちのために生み出しました。

 

“Red Snapper Hot Dogs”

レッドスナッパーって、タイに似た魚の名前にあるので、初めはフィッシュフライのバーガーかと思ったのですが、違いました。まず、まるでネオンのように赤いのは、ソーセージのケーシングを染めているからです。メイン州では、普通の茶色のソーセージよりよく売れています♪

レッド・ホットドッグ

では何でスナッパーなのかというと、このホットドッグを一口かんだ時に、赤いケーシングがはじけて音を立てるからなんですね。バンゴーにある、“W.A. Bean & Son” が1918年より作り続けている、メイン州で人気のソーセージ(ホットドッグ)です。

 

“Smoked Pork Belly Sandwich with Kimchi & Asian Pear”

こういうのをフュージョン・サンドイッチというのでしょうか? 燻製の豚バラ肉とキムチにアジア梨の組合せを考えた人は、何にヒントを得たんでしょうね? トーストしたブリオッシュに挟むそうですが、私は遠慮しておきます。

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粉物

“Bakewell Cream”

ベイクウェル・クリーム

第二次世界大戦中、菓子作りに使うクリームオブタルタルが不足したために、代わりに作られたベーキングパウダーです。名前にクリームが付いているので、液体を想像してしまいますが、これはメイン州の伝統的なクリームビスケットを作るのに使われたことで付いた名前です。

缶入りブラウンブレッド

最近、非常食用のパンが缶入りでよく売っていますが、これは日常的に食されています。“B & M” というメーカーはポートランドにメインの工場を持ち、主にベイクドビーンズで有名ですが、このもっちりした缶入りパンはブランマフィンのような食感で、レーズン入りもあります。

 

“Ployes”

プロイ

出典:ウィキペディア

プロイは、カナダのノバスコシアで生まれた食べ物ですが、国境を接しているメイン州にフレンチ・アケーディアンが流れ住み、広まったものです。細かい穴が無数に開いた薄いパンケーキのようなもので、クレープのように使うこともできるし、主食からデザートに至るまで幅広く使われます。

 

“Split-top Frankfurter Rolls”

スプリットトップのフランクフルターロール

この形のパンはいろんな呼び方があって、“New England hot dog buns” とか、“top-loading hot dog buns” と呼ばれたりもします。メイン州でロブスターロールを打っている所ではほぼ確実に使われているタイプのパンです。

 

野菜果物

“Blueberries”

メイン州の公式果物は野生のブルーベリーです。低木に生る種類のブルーベリーでは、アメリカの中でも一番の生産量を誇っています。メイン州の都庁所在地であるマキアスでは、毎年夏にブルーベリー・フェスティバルが行われます。

メインのブルーベリーは小粒で傷みやすいので、農家の人たちがほとんど商業用に手で収穫するのですが、中には個人でU-pickできるところもあります。では、ブルーベリーがどんな食べ物によく使われているか見てみましょう。

 

・jam・・・・・ニューハンプシャー州のファーマーズマーケットで始まった “Stonewall Kithchen” がメイン州のヨークに拠点を移して作っています。ブルーベリージャムは、いろんな会社が出していますが、ここのは瓶の中に粒粒がしっかり入っています。

野生のブルーベリージャム

・pancake・・・メイン州で採れるブルーベリーは小粒なので、パンケーキの生地に入れてもゴロゴロせずに、よく馴染みます。隣接しているカナダのメープルシロップをかけて食べるとおいしいでしょうね。

 

・smoothie・・・小粒で甘い野生のブルーベリーは、栽培されたものと違って、持ちが悪いので、9割近くは収穫後すぐに冷凍保存されます。これを使って作ったスムージーは、アントシニアンの量が普通の倍もあり、健康的で美味しさも凝縮されています。

 

“Fiddleheads”

フィドルヘッド

出典:ウィキペディア

フィドルヘッドは、渦巻き状の若葉で、楽器のフィドルの頭の部分に形がよく似ています。川の側で見つかることが多く、収穫は春のほんの2週間程度に限られます。味はアスパラガスのような感じで、ブランチした後、軽く塩胡椒して炒め、レモンジュースを垂らして食べるとよいでしょう。

 

デザート・スナック類

“Donut Bites”

ドーナツの真ん中の穴の生地を揚げたドーナツホールは、全世界で人気の食べ物ですよね。でも誰が発明したかご存知でしたか? 実は、メイン州のロックポートに住む、Hanson Gregory という人だったんです。遡ること19世紀半ば。

ドーナツバイツ

彼はまだティーンエイジャーの船乗りでした。当時あった揚げ菓子は、“fried cake” と呼ばれ、四角い形をしていて、端は硬く大抵いつも中央部分が生焼け状態だったのです。それで円い形にして、金属の胡椒瓶の淵で真ん中を切り抜いてから揚げることを思いついたのです。

出典:the New Daily

家でお母さんに作ってもらうと、見事全体が均一によく焼けて美味しくなり、くり抜いた部分は、乗っていた船の舵の軸部分に刺して、スナックとして食していたという伝説があります。面白いですね。

 

“Humpty Dumpty Chips”

メイン州のコンビニならどこでも売っている、皆に愛されているスナック。1947年にスカボローで生まれた、かの有名なフォーク・ストーリーのキャラクターをロゴにしたポテチです。

ハンプティダンプティ・チップス

でも2006年には、カナダの “Old Dutch Foods” という会社に買収されました。食べたことはありませんが、数あるフレーバーの中でも、バーベキュー味が群を抜いているようです。

 

“Needhams”

ニーダム

メイン州では、“Maine Potato Candy” という名前でも親しまれている伝統的な食べ物です。19世紀の終わり頃に、マサチューセッツ州のニーダムから来た伝道師のラストネームで呼ばれているチョコレート菓子で、ココナッツとメイン州のポテトが入っているのが特徴です。

 

“Whoopie Pies”

ニューイングランド地方の伝統的なお菓子です。パイという名前が付いているものの、普通に売られているのはクッキーサイズで、軟らかいサンドイッチクッキーと言った方が分かりやすいですね。ミニケーキとも言えるし。私も何度か作っています。

ウッピーパイ(独立記念日用)

 

メイン州では1925年以来、州の公式お菓子として認定されているのですが、発祥の地に関してはいろいろ論争もあって、ペンシルバニア州のアーミッシュがオリジナルを作ったとされる説も濃厚です。

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メイン州生まれの飲み物

“Moxie Soda”

モクシ―は、アメリカでも最初のソフトドリンク類に数えられています。メイン州ユニオンで生まれた医師の Augustin Thompson 氏が、リンドウの根の抽出物を使って1876年に生み出した物で、当初は、“Moxie Nerve Food” と呼ばれていました。

モクシ―・ソーダ

この素材には、人の神経系統を改善する働きがあると信じられたんですね。これに炭酸水を加えることで飲みやすくし、ルートビールにも似た苦味が特徴のソーダとして売り出し、長年親しまれていますが、最近コカコーラに買収されました。

 

 

メイン州で生まれた食べ物には、今ではアメリカのみならず世界中に広がっているものもあり、楽しい発見がありました。現地やその周辺までいかないと口にできないものもありますが、ネットで手に入る物は試してみたいと思います。

メイン州の食べ物でトップを行くのは、何と言ってもロブスターですが、日本にいた頃、伊勢海老というと超高級魚で、何かめでたい時に食べるものというイメージがありましたが、種類は違うとは言え、アメリカでは日常的に利用できてありがたい限りです♪