スポンサーリンク

アイオワ州の食べ物って豚とコーン?いやまだあるんだって。

この記事は約 12 分で読めます。

アイオワ州の食べ物

アイオワ州で人気の食べ物や料理について紹介します。アメリカの中西部に位置するアイオワ州は、選挙になると、いつも票の動きが注目される州です。

 

陸地に囲まれているので、魚介類の食べ物はあまり期待できませんが、豚の数の多さと、広大な土地に広がるトウモロコシ畑は有名です。

では、アイオワ州で人々に親しまれている食べ物はどんなものか、解説していきます。

 

スポンサーリンク
スポンサーリンク

アイオワ州で人気の食べ物

肉類

“Breaded Pork Tenderloin”

アイオワ州で飼われている豚の数は、実に二千万はいると言われています。インディアナ州でも豚ヒレ肉は人気の食べ物ですが、アイオワでももちろん、パン粉を付けて揚げた巨大なトンカツは名物で、ステートフェスティバルには欠かせません。

 

“Steak de Burgo”

アイオワの州都、デモインで生まれたステーキ料理です。オリジナルは、“Johnny & Kay’s Restaurant” が始めたもので、牛ヒレ肉の上にバターとニンニクとハーブが載っています。今ではアイオワ州の伝統料理として、各レストランが独自の味を出しています。

ステーキ・ド・バーゴ

出典:ウィキペディア

 

野菜果物類

“Iowa Sweet Corn”

アメリカにはとうもろこしを多く生産する州は他にもありますが、アイオワ州の生産量は半端ではありません。少しドライブすると、ほぼトウモロコシ畑の側を通ると言われるくらいです。

どうしてそんなに多いのかというと、やはりアイオワの土地がコーンを育てるのに最適だからでしょう。肥沃な土地に加えて、十分な雨量もあり、また家畜も多いことから、その排泄物が良い肥料になっていることもあります。

 

毎年独立記念日頃には、ひざ丈ほどに成長し、夏の真っ盛りの収穫期には、とうもろこしを満載したトラックがあちこち忙しく行きかいます。ただ、全てのコーンが甘い食用のものではないのです。

食べておいしいトウモロコシは、全体の生産量の1%ほどにしかなりません。あとの99%は 、”field corn” と言って、家畜のえさや、燃料の元になります。夏には各地でコーンフェスティバルが開かれてにぎわいます。

 

“Red Delicious”

りんごのブランドに、レッド・デリシャスがありますね。今では数ある種類の中でも、赤いリンゴの代表格で、アメリカのスーパーでこの種類が並んでない所はないと言ってもいいでしょう。

 

でも、このアップルには深い歴史があるんです。アイオワが正式に州として認定されて10年ほどたった1856年に、インディアナ州から移り住んできたクエーカー教徒が、林檎園を作ったのが始まりです。

何年も試行錯誤の上、やっと満足のいくりんごができ、1893年には、国のアップルコンテストで優勝するところまで行きました。当時付けられていた名前は、州のニックネームにちなんで、“Hawkeye” というものでした。

レッド・デリシャス

でもその後、創始者はミズーリ州のナースリーに権利を譲り、以後、“Delicious” という名前で呼ばれるようになりました。1904年にはワールドフェアにも出展し、その名前は世界に知られることになったのです。

そして、1919年頃には、本家アイオワ州にも後継者ができて、デリシャスの木は代々引き継がれていくことになりました。これからデリシャスを食べる時には、生みの親のアイオワ州を思い出すことにします。

 

ピザ

“Gas Station Pizza”

アメリカのガソリンスタンド付属のコンビニで販売しているピザが、結構イケルという話です。日本のセブンイレブンの「おでん」がかなり美味しいのと一緒♪ と言っても、もちろん場所によって雲泥の差はあります。

 

中でも有名なのが、アイオワ州にある “Casey’s” というチェーンストア。今では他州にも数多くありますが、この店では、独自の生地から作っていて、ビスケット地にも似たふかふかのクラストは、ホームメイドの味に近いんだとか。

薄くてカリっとした生地を好む人には、フラットブレッドもあり、また小麦粉アレルギーの人には、グルテンフリーの生地もメニューにあります。使用するチーズは100%全脂乳のモッツァレラ。

 

ソースとチーズの割合が絶妙で、下手なピザパーラーよりリピーターも多く、ロードトリップには欠かせない中継地点になっているようなので、次の機会に覚えておきたい所です。

ちなみに、ケイシーズでは、ピザ以外にもドーナツやフリッター、クッキーなども、直属のキッチンで作った物を売っています。

スポンサーリンク

“Breakfast Pizza”

朝食用ピザ?は、今では各地で作られていて、誰が最初に生み出したかというのは諸説あるのですが、公式にというか、大々的にブレックファーストピザというカテゴリーで世の中に出したのは、上記のアイオワの “Casey’s” なのです。

 

奇しくも、アメリカで起きた911の直後の頃でした。朝食にふさわしく、トッピングにはハムやベーコンにソーセージやスクランブルエッグなどが使われます。

普通、何でも “breakfast” が付く食べ物は、せいぜい午前中で販売が終わるのですが、ケイシーズでは時間制限なく、夜でもオーダーできるのがうれしいところです。

 

“Taco Pizza”

タコピザを世の中に出したのは、アイオワ州の Bettendorf にある、1972年に Lawrence Joseph Whitty が始めた、“Happy Joe’s Pizza & Ice Cream Parlor” でした。

ジョーさんはかつて、大手ピザチェーンのシェーキーズでマネージャーをしていたそうです。最初はタコスをメニューに加えたところからヒントを得て、リフライドビーンズやタコチップスを載せたタコピザを発案し、看板メニューとなりました。

アイオワ州の地図

 

バーガー・サンドイッチ

“Maid-Rite Sandwich”

アイオワ州の代表的なサンドイッチというかバーガーで、1926年に、Fred Angell という人が発案したものです。“loose meat sandwich” とも呼ばれ、味付けした牛挽肉をバーガーパンに挟んだものです。

サンドイッチを付けなくても、「メイドライト」だけで通じる人気の食べ物です。綴りからはわかりにくいと思いますが、どうしてこの名前になったかというと、この味を気に入ったお客さんが、“made right” (よくできている)と叫んだからなのです。

 

よく似ていて比較されるファーストフードに、”Sloppy Joe” がありますが、こちらはもっと汁が多くてジューシーです。メイドライトはシーズニングがモノを言います。

オリジナルを出している店では、メニューに、“Cheese-Rite” もあって、アメリカ中西部の各州で、バリエーションが楽しめます。

 

“Panino”

アメリカではグリルドチーズサンドイッチをよく作りますが、イタリアのパンを使ったグリルサンドイッチを、“Panini” と呼んで、広く知れ渡るようになりました。

アイオワ州では、Oelwein にある、“Leo’s” というイタリアンレストランの、”Panino” が人気で、1922年の創業以来、ローカルの人々に親しまれています。

 

では、この2つの呼び方は何が違うのかというと、パニノは単数でパニニは複数ということです。イタリア語でパンのことを、“Pane” と言いますが、これに小さいことを意味する、“ino” がくっついて、パニノになりました。

ちなみに、本家イタリアでは、このパニノスタイルのサンドイッチはキオスクあたりでも売られていて、必ずしもグリルした温かいものだけではないようです。

 

スナック・菓子類

“Blue Bunny Ice Cream”

アイオワ州の LeMars に本社があるブルーバニーアイスクリームは、全米でも2番目に大きなアイスクリーム製造会社で、イースターバニーからヒントを得た、青い兎がトレードマークの有名ブランドです。

ブルーバニーアイスクリーム

サイトに行くと、実に120種類以上のフレーバーが載っており、ブルーバニーアイスクリームパーラーでは、店内でしか味わえない種類も楽しめるようになっていて、“ice cream capital of the world” として知られています。

 

“Nutty Bars”

箱入りや袋入りのスナック菓子に同名のものがありますが、ここで言うナッティ・バーは、アイオワ州の Okoboji という所にある “the Nutty Bar Stand” を指していて、1945年来、地元では夏の風物詩となっています。

ブルーバニーアイスクリームを使って、グルメチョコレートでコーティングし、全体に粉砕したピーナッツをまぶしたアイスクリームバーが、ファンのお目当てです。

 

“Puppy Chow”

パピーチョウと聞くと、何かドッグフードのようですが、(人間の食べ物で、)やっぱり見かけがそれらしく見えるから付いた名前です。“Muddy Buddies” とも呼ばれていて、特にホリデーシーズンによく登場します。

シリアルの “Chex” とか “Crispix” を使って、ピーナッツバターやチョコレートでコーティングして、粉糖をまぶしたスナック菓子なので、家でも簡単に作れて、ギフトにも向いています。

スポンサーリンク

アイオワ州で有名な飲み物

“Toppling Goliath Brew”

アイオワ州の大地は、トウモロコシと大豆で埋め尽くされているわけではなく、麦類もかなり幅広く生育しているので、クラフトビールの会社も近年どんどん増えています。

中でも、Decorah にある、“Toppling Goliath” というビール製造元には、州をまたいだファンが数多くいて、珍しい新種のビールが出るときには、何時間も列に並んで初飲みをするそうです。

 

サイトに行くと、新作発表の日時が確認できます。私が飲んでみたいなと思ったのは、“Cherry Fandango”。シナモンがかかったチェリーパイの味がする真っ赤なビールってどんな味がするのでしょうか♪

須津―スー・ペイルエール

シトラス風味がお好きな方には、グレープフルーツやマンゴの味が合わさった、“PseudoSue Pale Ale”、軽くて口当たりがさわやかなのは、“Dorothy’s New World Lager” など、タップルームではサンプルが楽しめますよ。

ドロシーズ・ニューワールドラガー

 

アイオワ州の広大な農業地帯が生み出す食べ物はいろいろありましたね。初めてりんごのデリシャスを苦労して育てた人も、後の世で、この林檎が普遍的な地位を得るとは想像していなかったでしょうね。

アイスクリームやビールは他州にいても買えますが、レストランが独自に編み出した料理は、少なくとも周辺の州まで行かないと食べることができないものもあるので、またドライブする機会があったら寄ってみたいです♪