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家庭で備蓄する食料って?平時に考えるべき非常食のあり方。

この記事は約 9 分で読めます。

非常食

家庭で備蓄する食料について考えたいと思います。

 

大災害が起きた時のために、国はもちろん備蓄食料を持っていますが、各家庭でも備えは必要です。

新型コロナウィルスのようなバンデミックを経験することになり、消毒品以外でも、一時的とはいえ特定の食料品不足になったのではないでしょうか?

 

慌ててまとめ買いするのではなく、普段から防災・防疫を頭に入れて、個人でできることをみんなが実行すれば、パニックを引き起こさずに済みます。

非常時の食生活に必要なものから、家庭でできる食料備蓄の考えや、その循環方法についてまとめてみました。

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緊急事態の食生活に共通して要るもの

地震や洪水などで、インフラが寸断され孤立したとき、政府の援助が得られるまでの間に食生活に必要なものとは?

 

・電気やガスが使用不可⇒⇒⇒カセットコンロ(+ボンベ最低数本~1ダース)

・水道水が使用不可⇒⇒⇒⇒⇒ボトル水(一日一人当たり3LX家族分X最低3日分からできれば一週間分)

 

水は、飲料水のほか、調理用や手洗いなどの生活用水も必要になってくるので、一人当たり一日3Lくらいが目安になります。

このほか、調理器具を洗う回数を減らすためにも、「調理用(耐熱)ポリ袋」があると便利ですね。要するにレトルト食品を温める時のように、ゆで水が要るだけで、鍋を洗う余分な水が要らなくなります。

耐熱ポロ袋

同じく、生活用水を節約する観点から、家族の人数に応じて、使い捨ての割り箸、紙皿、紙コップに、プラスチックのスプーンやフォークといったものも、普段から余分にストックしておきたいですね。

 

保存食に代表される非常食の備蓄

非常用食料は必ずしもフリーズドライのような宇宙食的なものには限りません。

目的は、自然災害などで助けが来るまでの一時的なもので、よほど規模や程度が甚大でない限り、家族が閉じこもって一週間分程度やり過ごせる分量があれば、何とか持ちこたえられるはずです。

 

ただ、家庭で備蓄すべき具体的な食料に関しては、家族構成によってかなり違ってくるので、個々の家で柔軟な選択が迫られます。

例えば、赤ちゃんや幼児がいたり、高齢者がいる家庭では、かみ砕かなくてもよい柔らかい食品がいるでしょうし、慢性疾患やアレルギー体質の方がいれば、食材も限られてくるでしょう。

 

ここではとりあえず、そういう例外を除いて、標準的な一般家庭で必要と思われる食料の組み合わせを、4つの大きなグループに分けて考えてみたいと思います。

私はアメリカ在住なので、日本的な物以外の非常食も追加しておきますね。

 

<主食>

アルファ米---水か湯を加えるだけで食べられるごはん。バランスの取れた栄養素を含み、エネルギーの源になる。電気があれば、レトルト米も可。

カップ麺---決して日常的に摂取すると良いものではなくても、非常時には活躍。

乾麺---チキンラーメンだったら、最悪、水がなくてもかじって食べられる。

日本の主食

(アメリカの場合)

パスタ---空腹を満たすにはこれ。調理するときの熱源の節約を考えて、できるだけ短時間でゆであがるものがベター。

シリアル---大人も子供も大好きなシリアル。シュガーコーティングを避けて繊維質の多いものを選べば、十分栄養源になる。

オーツ麦---オーツを朝食にする人も多い。インスタントで小袋に入っているものは調理も簡単。

アメリカの主食

 

<おかず>

フリーズドライ味噌汁---災害時でなくても便利でおいしいアマノフーズがおすすめ。

野菜スープ---特に不足しがちな野菜類を補給。液状のものがあると、食事がのどを通りやすい。

カレーソース---レトルトパウチ入りの物には、他にハヤシライスのソースなどもよい。

日本のおかず

煮豆の缶詰---乾燥豆類は長持ちするものの、調理を考えると非常時には缶詰が便利。

魚缶---鯖缶に代表される栄養価の高い魚介類の缶詰。

 

(アメリカの場合)

パスタソース---瓶入りや缶入りなら、パスタとセットで長期保存可。

各種ジャーキー---ビーフ、ポーク、ターキーと、多種にわたる肉類の干物。

ツナ缶---パンがあればサンドイッチの具材になるし、クラッカーに載せるとスナックにもなる。

アメリカの缶詰野菜

缶詰野菜---子どもの頃から缶詰のグリーンビーンズに慣れたアメリカ人は、生のインゲン豆を食べるより、缶詰の方を好む人も多い。

 

<スナック>

缶詰パン---缶を開けると驚くほどふわふわのパンが出てくる。

缶入りビスコ---ビタミンや乳酸菌などの栄養素も豊富な万人向けのお菓子。

缶詰パン

(アメリカの場合)

クラッカー---繊維質の多い物やゴマ入りなどがあれば、余分な栄養素も確保。

ナッツ類---良質の脂肪分の補給に役立ち、種類によっては各種ビタミン・ミネラルも豊富。

スナック

フルーツカップ---缶詰だけではなく、プラスチックのカップに入った食べ切りタイプも人気。

ドライフルーツ---アメリカでは特にトロピカルフルーツ系のものが数多くある。私の好物はマンゴのドライフルーツ。保存料過多の物は避けること。

 

<飲み物>

牛乳---長期常温保存できるもので乳製品をカバー。残りが冷蔵できるとは限らないので、少人数家族の場合は小さめの入れ物に入ったものを複数用意。

牛乳とジュース

野菜果物ジュース---新鮮な野菜果物の代用。できるだけ添加物の少ないカートン入りが便利。

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家庭で備蓄している食料の使い方

上記に挙げた食料品は、非常時でなくても日ごろから買い置きしておけば、何かを切らした時にも便利に活用できるものが多いです。

つまり災害用として、それこそバックパックにでも詰めて、買ったことすら忘れてしまうようなものではなく、日常でも消費できるものが殆どです。

 

備蓄食料品の一部で期限切れの物を順に入れ替えていく、循環方式の備蓄の仕方を、「ローリングストック方式」と呼んでいます。

できればわかりやすい場所にこれらの食料を見やすく収納して、例えば期限を大きく書いたポストイットやメモを正面に貼り付けて、定期的に在庫整理をするとよいです。

 

私も今回のコロナ騒ぎで、まず棚にあるものを整理して、冷蔵庫や冷凍庫の物も一通り頭に入れて、使い始める順序を考えました。それから足りないものを買いに出かけました。

非常時に野菜果物などを使用する順序は、もちろん傷みやすい葉野菜や胡瓜、パプリカなどから始めて、比較的持ちの良いキャベツや人参などに移行していくといいですね。

 

そして新鮮な食料を使い切った後で、有効期限の早い物から先に手を付けます。市販の缶詰や冷凍物は、野菜果物が最高に新鮮な時に作られるので、ほぼその時の栄養がキープできています。

野菜の効果的な冷凍保存については、こちらのページで詳しく解説しています。

 

あなたの家庭には現在、どの程度備蓄食料があるでしょうか?

これまで、非常食というのは所詮まずいもの、というイメージがあったかもわかりませんが、最近では味にも重点を置いた様々な種類の食品が販売されています。

 

非常時というのは、不安や心配の中で過ごすので、食欲もないかもわかりません。でもそんな時こそ、おいしくいただける食料を備蓄しておけば、ストレスの軽減にもなります。

使わなくてもよければ幸い。あれば安心♪

 

ただし、必要以上の買い物は控えましょう。トイレットペーパーの買いだめに代表されるように、自分のことだけを考えるのはよくありません。

もしまだ家庭に準備されているものがなければ、この機会に一度パントリーを見直してみてくださいね。