この記事は約 7 分で読めます。
アメリカのトマトの種類は、日本で売られている物よりもはるかに多く、いろんな料理目的によって使い分けができるので、飽きることがありません。
世界に目を向けると、品種は一万種類ほどあるそうですが、ここではアメリカの一般家庭で簡単に手に入るトマトの種類について解説します。
一口に種類と言っても、大きさや色、形など、いろんな角度から分類できるので、それぞれの視点から見ていきますね。
アメリカのトマトの大きさの違い
アメリカは土地の広さから人の大きさまで、何でもスケールが違うのですが、野菜果物の大きさにもそれは当てはまります。数十年前に初めてスーパーで見た茄子の大きさには目を見張ったものです。
トマトに関しては、普通のスーパーやファーマーズマーケットで売られている大きさは、せいぜい片手でつかめるほどですが、世界で栽培されているトマトの種類の中には、両手で支えないといけないほど大きい物も稀にあってびっくり。
アメリカで一番大きいサイズのトマトは、「ビーフステーキトマト」。名前からして大きさが想像できると思います。次に一般的な普通サイズを経て、少し小ぶりの「プラムトマト」があり、極小トマトには、「チェリートマト」や「グレープトマト」があります。
大きい順に英語名で並べると、“Beefsteak Tomatoes” →→ “Roma or Plum Tomatoes” →→ “Cherry Tomatoes and/or Grape Tomatoes”。日本では、最後の小さいトマトの種類は、総称して「ミニトマト」と呼んでいますね。
アメリカのトマトはカラフル
日本で売っているトマトはほぼ赤一色ですよね。でもアメリカのスーパーでは、赤、黄色、オレンジ、緑、茶色とカラフルなトマトの種類が並んでいます。
私が一番好きな色は、ミニトマトの種類で、“Sungold Tomatoes” といい、太陽を思わせるオレンジ色をしたチェリートマトで、特別甘いのです。家庭菜園をしている人々にも人気の種類♪
緑色のトマトに関しては、実は2種類あって、エアルームトマトとして栽培されているものは、成熟しても緑なのですが、未成熟だから緑色をしているトマトもあります。
これは、「フライドグリーントマト」というアメリカ映画で有名になったのですが、まだ果肉が硬い内に薄切りにして、コーンミールの衣をつけて揚げるという、アメリカ南部の州に伝わる料理の1つです。
あと、私はまだ実物を見たことがないのですが、“The Great White” という種類があって、ビーフステーキトマトのグループで、その名の通り、真っ白のトマトがあるらしいのです。
何でも栽培するのにとても手間がかかるとかで、成長すると1キロ近くなるそうですが、味は決して大雑把ではなく、育てる甲斐はあるとのこと。私にはその気はありませんが、一口食べてみたい気がします。
アメリカのトマトの種類
トマトの個別のブランド名を挙げるとキリがないので、ここでは一般的な呼び名として知れ渡っている種類で分けていくことにします。
Grape Tomatoes
ミニトマトの種類で、ブドウのような形、つまり小さくてやや細長く、しっかりした身で、チェリートマトほど水分を含んでいないので、持ち運んだりするときのスナックに向いていると言えます。
Cherry Tomatoes
ミニトマトの代表格ですね。まん丸とした小粒で、サラダによく使われています。アメリカでは赤以外に、黄色やオレンジ、茶色も取り混ぜたミックスカラーのバスケットが人気です。
Roma or Plum Tomatoes
普通サイズのトマトを縦に細長く引き延ばしたような形で、種は比較的少なく身はしっかりしているので、切りやすいです。1つだけ面白い名前の品種を紹介すると、“Sausage Tomatoes” というのがあって、長い物になると12cmくらいあるそうですよ。
Beefsteak Tomatoes
大きさのところで紹介したように、トマト界のヘビー級クラスです。直径7~8cmくらいなので、ハンバーガーに挟むときも、肉のパティと同じくらいの大きさに切れます。水分もたっぷりあり、抗酸化物質も豊富です。
Heirloom Tomatoes
家族や、住む地域にだけ伝わる種を元に、代々受け継がれてきた種類で、皮は薄くとても軟らかいので、店頭に並ぶ頃には熟しきっていることが多く、素早く使い切らないといけません。色や形は様々で、中には混合色も楽しめますが、ハイブリッドではありません。
Tomatoes on Vine
つる(茎)に付いたまま売られるので、比較的長持ちします。また、成熟前に刈り取られる他のほとんどの種類に比べると、栄養価も高いです。サイズは標準からプチトマトまで色々あります。
料理別によるトマトの種類の使い分け
・揚げ物なら、Green Tomatoes
・缶詰にするには、Roma or Plum Tomatoes や Heirloom Tomatoes や Tomatoes on Vine
・串刺し(BBQ)には、Cherry Tomatoes
・サラダの具材やスナックにするなら、Grape Tomatoes や Cherry Tomatoes
・サルサやタコスを作るには、Beefsteak Tomatoes
・サンドイッチやバーガーには、Beefsteak Tomatoes や Tomatoes on Vine
・スープやチリコンカンだったら、Roma or Plum Tomatoes
・トマトソースを作るなら、Heirloom Tomatoes や Tomatoes on Vine
アメリカの一般家庭で手に入るトマトの種類について解説してみましたが、名前による主な違いや使い方がはっきりしたでしょうか?
私は植物を育てるのは苦手なので、あまり栽培の経験はありませんが、数少ない経験からでも、トマトだけは、家で育てた物や農家直売の物はとても甘くておいしく、その差がわかるというものです。
ご承知のように、トマトはビタミンCをはじめ、リコピンやベータカロチンなどの抗酸化物質を豊富に含んでいます。トマトの種類によって、料理の目的に合わせて上手に活用してくださいね♪