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さくらんぼの種類:アメリカンチェリーの品種を探ってみよう

この記事は約 7 分で読めます。

アメリカンチェリー

 

さくらんぼの種類は、大きく分けると、パイによく使う「サワーチェリー」と、生のままで十分美味しい「スイートチェリー」になります。世界の産地では、トルコが群を抜いています。その次がアメリカ。

日本のサクランボの産地で一番に頭に浮かぶのは山形ですが、私が住んでいるワシントン州はアメリカでも有数のチェリーの産地で、シンボルになっている山の名前が付いている種類が有名です。

 

アメリカのさくらんぼは日本のものに比べて甘目だと思います。だから、毎年6~7月のシーズンになると、実家やお世話になっている方に1kgほど送るのが習慣になっていて、とても喜ばれています。

このページでは、アメリカで採れるさくらんぼの種類について説明します。

 

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さくらんぼの種類

<アメリカ産スイートチェリーの種類>

 

【レイニア】”Rainier”

ワシントン州で一番高くて、その美しさを誇る山が、レーニア山。標高4392メートルで、富士山より少し高く、頂上はいつも雪で覆われています。登山をする人から、麓の国立公園でハイキングを楽しむ人まで、様々です。

カタカナ表記は、「レイニア」と「レーニア」の両方が用いられていますが、前者の方が英語の発音に近いです。

 

Rainier cherries

 

地元ワシントン州立大学の研究者が開発した品種とされていて、クリーム色に赤みがほんのり加わった色合いです。シーズン最盛期ともなると、大粒の砂糖のような甘さのさくらんぼを楽しむことができます。

アメリカンチェリーの代表格である「ビング種」に比べると割高なので、お店のセールを待って買います。通常だと1kg当たり千数百円しますが、日本のさくらんぼの値段に比べると格安ですよね。セールだともっとお得になります。

 

レイニアチェリー

 

収穫期が6月中旬から7月にかけての、ほんの短い間だけなので、アメリカでこの時期になるとよくあるファーマーズマーケットに行って、あさります。

ちなみに、ウィキペディアの成分表によると、100g当たりのビングチェリーの糖分が8.5gなのに対して、レイニアチェリーの糖分は12.8gあり、カロリーで言えば、50カロリー対63カロリーなので、食べ過ぎには要注意!

 

【ビング】”Bing”

アメリカ西海岸沿いで生産されるビング種は、レイニア種より1か月ほど早く、5月中旬ごろから市場に出回ります。限りなく黒っぽいマホガニー色をしていて、粒が大きく軟らかく、とても甘いです。

 

Bing cherries

 

カリフォルニア州から、オレゴン州、ワシントン州、そしてカナダに至る、太平洋沿いで多く採れるビング種は、アメリカンチェリーを代表する品種で、アントシニアンや鉄分など、女性にうれしい成分が多く含まれています。

色がとても濃いので、このさくらんぼを使ってデザートを作るときに、種を抜く過程で注意しないと、着ている服を染めてしまいます。私も何度か失敗しているので、今では必ずビニール製のエプロンで防御しています。

 

ビングチェリー

 

さて、そのデザートですが、ビングチェリーと聞いて、一番初めに思い浮かべるのは、やはりドイツ菓子で有名な、ブラックフォレストケーキです。過去に何度か違うバージョンで作っています。

 

ブラックフォレストケーキ

 

ケーキ生地にも洋酒を染み込ませ、ビングチェリーもキルシュワッサーに漬け込むので、お酒の香りがプンプンする大人のケーキです。一度食べると、忘れられない味です。

 

【ブルックス】”Brooks”

カリフォルニア大学で開発されました。粒は大きく、身が引き締まっています。レイニア種とビング種の交配によってできたので、皮は濃い赤色ですが、果肉は黄色。ビングチェリーより更に早く、4月中旬には市場にお目見えします。

 

【ステラ】”Stella”

ステラはビングチェリーに似ていますが、やや小ぶりで、濃い赤紫色をしています。身もソフトで優しい甘さです。生で十分美味しくいただけますが、焼き菓子にするなら、パイ系のクラフティによく合うさくらんぼです。

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<アメリカ産サワーチェリーの種類>

 

サワーチェリーは、タルトチェリーとかパイチェリーとも呼ばれます。その名の通り、生で食べると酸味が強いので、ジャムにしたり、パイなどの焼き菓子にしたりして食べるので、普通、生のままではお店で売っていません。

 

チェリーパイ

 

シーズン中にファーマーズマーケットで探せば見つかるかもわかりませんね。収穫は7月頃なので、大抵冷凍にするか、瓶詰や缶詰、又はドライチェリーとして売られていることが多いです。

 

pie cherries

 

【モントモレンシー】”Montmorency”

サワーチェリーの中では一番生産量の多い品種です。赤い色をしていますが、薄いものから濃い色合いのものまで様々です。サワーチェリーの木は、西海岸に限らず、ユタ州からミシガン州、ニューヨーク州まで、広く生育しています。

たくさん採れるので、ジュースに加工されたり、スープに使うことも多いです。

 

【ノーススター】”North Star”

ミネソタ大学が開発した品種で、冷気にも強く、他のチェリーの木に比べると小ぶりなので、一般家庭の裏庭で育てていることもあります。マホガニー系の濃い赤色をしていて、中くらいの大きさです。

 

 

いかがでしたか?

私もお店で選ぶときには、レイニアかビングの二択でしか考えないのですが、ビング種系のさくらんぼにはもっといろんな種類があります。ここでは、有名どころのものだけを取り上げました。

店で買うときの注意ですが、袋入りは選択の余地がないものの、もしファーマーズマーケットとかで、自分で選べるのなら、緑色の軸が付いていて、外から見てもハリがあり、変色してないものを選びましょう。

洗わずにそのまま冷蔵庫の野菜室に入れて、できるだけ早く食べるのが、美味しくいただくコツです。シーズン中にたくさん食べたいですね。

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~クックソフィ~ 料理のまとめ「世界編」アメリカ西海岸発