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アメリカで手に入る魚にはどんな種類があるのか、友人からよく聞かれます。意外にいろんな魚が手に入ります。日本のように煮しめる料理は、魚のブイヤベースを作るとき以外は、あまりしませんが、調理法もいろいろあります。
日本の市場では、頭からしっぽまで全体を料理できる小ぶりの魚の種類が多いと思いますが、アメリカのスーパーで売られている魚は、大きい魚の切り身が多いです。だから、元の魚の写真を見るとびっくりするものもあります。
アメリカ人は肉ばかり食べているように思われがちですが、住む地域によって大量にとれるサーモンに至っては、全体で年間約35万トンを消費しているという統計もあります。ではどんな魚の種類があるのか見ていきましょう。
身の軟らかい魚の種類
アメリカでは、英語で言うと“flat fish”の仲間に、“flounder”(カレイ)と“sole”(平目)があります。ほかにも馬鹿でかい魚で、“halibut”というのもこの魚の種類に属するのですが、ここでは身の軟らかい魚に限定して説明します。
カレイは私も大好きで、煮つけて良し、から揚げにして良し、単に焼くだけで十分おいしくいただけますね。“dover sole”だと、代表的なムニエルの料理がありますが、詰め物を用意して、くるくる巻いて焼いたり、ソテー中心の調理になります。
身が少し引き締まった魚の種類
この種類が一番多くて、調理法もソテー以外に、焼いたり炒めたり、ポーチにしたり、幅広い応用が考えられます。では、アメリカではどんな魚が手に入るのでしょうか? 10種類ほど、アルファベット順に並べてみました。
“arctic char”(北極イワナ)
“cat fish”(ナマズ)
“cod”(タラ)
“haddock”(コダラ)
“orange roughy”(オレンジラフィー)
“pollock”(スケソウダラ)
“salmon”(鮭)
“sea bass”(スズキ)
“tilapia”(ティラピア)
“trout”(鱒)
日本名のある魚の種類はできるだけ一般的に使われている名前を記しました。先ほど書いたように、アメリカのスーパーで尾頭付きの魚は滅多にないので、これらの魚も切り身でパックされて売っていますから、名前がないとよくわかりません。
海に面している州に住んでいると、良質のスーパーであれば、新鮮な魚が氷の上に大きな切り身で売られていて、自分の好きな分量に切ってもらえます。離れたところからくる魚は冷凍パックになって売っています。
地元シアトルは鮭の宝庫なので、釣りの上手な人は自分で釣ってきて、家でたくさん燻製にする人もいるし、代わって燻製をしてくれる店もあります。アラスカからやってきたとれ立ての鮭を食べたことがありますが、絶品でした。
魚のお値段も種類によってピンからキリまでありますが、中でも一番庶民的で気兼ねなく買えて、いろんなレシピにも合う便利な魚としては、ティラピアがおすすめです。
身がかなり引き締まった魚の種類
しっかりした身を持つ魚の種類を挙げます。煮崩れすることが少ないので、魚のブイヤベースを作ったり、フィッシュ・シチューやチャウダーなどのスープ類を作るときに便利です。
“grouper”(ハタ)
“halibut”(オヒョウ)
“monkfish”(アンコウ)
“red snapper”(レッドスナッパー)
最後のレッドスナッパーは、日本の鯛に一番近い魚とされています。(私としては足元にも及ばないと思うのですが。)むしろ、オヒョウは英語読みでハリバットですが、テンダーロインステーキ並みの値段で贅沢品です。
日本でお正月を過ごすときには、尾頭付きの鯛の塩焼きを飾って食べたものですが、魚の部分でも一番おいしいとされる目の下の頬の部分が、オヒョウは体が大きいので、直径5cmくらいはあるハリバットチークのパックは最高級品です。
上記の種類よりも更に、身が硬いアメリカの魚と言えば、
“shark”(サメ)
“swordfish”(メカジキ)
“tuna”(マグロ)
があります。アメリカに来て初めてサメを口にしましたが、メカジキに似た食感でした。アメリカにある日本の寿司店や日本の惣菜を売る店では、カツオのタタキではなく、マグロのタタキがよく出てきます。
アメリカの店で初めて見聞きして食べたことのある魚の種類
“barramundi”(バラマンディ)
“corvina”(イシモチ)
“hake”(ヘイク)
“opaka”(オパカ)
“perch”(パーチ)
“whiting”(コマイ)
バラマンディはオーストラリアでよく食べられ、コルヴィナはポルトガル名で、ヘイクは南アフリカ産、オパカはハワイの魚で、パーチはスズキ属、ホワイティングはキス属の魚だそうです。
いやいやいろんな種類がありますね。魚の油はとても体にいいので、これからも世界に存在する新種を試していきたいですね。