タルト型の種類が一杯!大中小と集めていろいろ作ってね♪

この記事は約 10 分で読めます。

ミックスベリータルトレット

 

タルト型の種類はどのくらい持っていますか? 私は数えたことはありませんが、大きい丸型や角型のものから、一人用の中くらいの形に、一口で食べられるサイズのミニチュア型まで、各種取り揃えています。

 

ポットラックのパーティーとか、ちょっと友人宅を訪ねるときの手土産を作ったりするときに、いろんな形があると、レシピも選びやすくなるからです。作りたいものが見つかっても、道具不足で作れないのは悲しいですからね。

このページでは、私が持っているサイズや形の違ういろんなタルト型の種類をリストアップして、過去に作ったことのあるタルトも紹介します。そうすると、どんな仕上がりが期待できるのか、想像しやすくなると思うので。

 

 

タルト型の種類:大きいサイズ

 

タルト型の種類で一番よく使うのは、やはり円形です。アルミ製のものは、型から外しやすいように、全て底取れ型になっています。

 

タルト型8.5 タルト型9.5

 

角型は滅多に使いませんが、1つだけ長方形の物を持っています。四角いものは、切り分けるときに、端の方だけ周りのタルト生地が多くなるので、円いものの方が仲良く分けられます。

 

タルト型9 タルト型8X11

 

数少ない角型で作ったものに、ルバーブ・チーズケーキタルトがあります。

 

ルバーブ・チーズケーキタルト

ルバーブ・チーズケーキタルト

 

洋菓子では、これまで30種類以上のタルトやタルトレット(ミニチュアタルト)を作ってきているので、全てを載せるわけにはいきませんが、フルーツタルトの中でもよく作る、ベリーのタルト写真を2つお見せします。

 

チョコレートクリーム・ラズベリータルト

チョコレートクリーム・ラズベリータルト

イチゴとホワイトチョコレートのムースタルト

イチゴとホワイトチョコレートのムースタルト

 

また、タルトはお菓子作りだけではなく、ディナーやランチにいただくタルト、英語では、”Savory tart”と言いますが、食事用のタルトも時々作ります。キッシュ的なものが多いですが、見本に野菜タルトを2つ載せておきます。

 

オニオンタルトのハーブクラスト

オニオンタルトのハーブクラスト

野生のマッシュルームタルト

野生のマッシュルームタルト

 

菓子作りや食事用の別を問わず、中身のどっしりしたものや、液体が多いものは、底取れ型ではなく陶器やガラス製の種類が使いやすいです。

 

タルト型10 タルト型11

スポンサーリンク

 

 

タルト型の種類:中くらいのサイズ

 

タルト型の種類で中くらいのものというのは、いちいち切り分けなくても、ちょうど一人で食べられるくらいの大きさのものです。アメリカではインチを採用していますが、直径に直すと、約10cmくらいです。

こちらも底取れ型と、そうでないものがあります。右の写真はアルミ製なので、底が取れるようになっていますが、左の物はくっついているので、テフロン加工を施して、取れやすくしています。

 

タルト型中底取れ

 

でも、タルト生地を置く前には、オイルスプレーを振っておいた方が無難です。中くらいの大きさのタルト型を使って作ったものでは、ミックスベリーのタルトレットとクランベリー・キャラメル・タルトレットを紹介しておきます。

 

ミックスベリータルトレット

ミックスベリータルトレット

クランベリー・キャラメル・タルトレット

クランベリー・キャラメル・タルトレット

 

 

タルト型の種類:小さいサイズ

 

タルト型の種類の中でも、ミニチュアサイズで、タルトレット専用のものです。波打っているものが多いですが、円形の直径は大体6~7cmくらいです。

 

タルト型小(円)

 

この形を使って作ったものに、モンブラン・クリームタルトや、レモンタルトレット・ブルーベリー添えがあります。

 

モンブラン・クリームタルト

モンブラン・クリームタルト

レモンタルトレット・ブルーベリー添え

レモンタルトレット・ブルーベリー添え

 

円形でシリコンの種類も見つけたのですが、実はまだ使っていません。というのも、ミニタルトになると、数を作らないといけないため、シリコン型1枚には6個分しかないので、1シートだけでは、あまり間に合わないのです。

 

タルト型シリコン

 

タルトレット用の種類では、楕円形のものも多く見かけます。私が持っているのは、楕円の長い方が、大体8~9cmくらいのものです。

 

タルト型小(楕円)

 

楕円形や小ぶりの円形を使って、ラズベリー・マスカルポーネ・タルトや、ラズベリーとチョコレート・クリームタルトレットを作ったことがあります。

 

ラズベリー・マスカルポーネ・タルト

ラズベリー・マスカルポーネ・タルト

ラズベリーとチョコレート・クリームタルトレット

ラズベリーとチョコレート・クリームタルトレット

 

その他の個別の形では、菱形や、三角形、小判形などがあります。

 

タルト型小(その他)

 

また、タルトレットが12個分1シートになったものもあります。

 

ミニタルト型

 

タルトは、小さくなればなるほど手間がかかります。というのも、大きい円は一度のばしてそのまま型に置けばいいだけですが、ミニサイズは、更に切り分けて1個ずつ型にはめていかないといけないので、時間がかかります。

お店に行くと、ミニタルトが結構な値段で売っているのも納得がいきます。

タルトレットの生地を型に置いていくときに、1つ注意しないといけないのは、生地を型より小さめに切り取ってしまって、型にはめながら生地をのばしてしまうことです。

 

私も時々失敗するのですが、生地を無理にのばして焼くと、焼き上がるころには型より縮んでしまって、タルトカップの形をとどめないこともよくあります。

縮みを避けるためにも、ミニタルトのときは非常に手間ではありますが、ホイルを敷いて重石を置くことをお勧めします。レシピによっては、記載していることもありますが、書かれていなくても使った方が安心です。

 

タルトの重し

 

せっかくフィリングも作っていて、あとは焼き上がったタルト生地に流し込むだけというときに、オーブンから出してみると、型崩れしていたのでは、残念ですよね。

 

 

私が持っているタルト型の種類をお見せして、その型を使ってできるタルトやタルトレットの見本も紹介してみました。

 

完成品の洋菓子タルトのレシピは、私のブログ「手作り大好き! レシピふやそう!<お菓子の巻>」で、また、食事用のタルトレシピは、「世界の家庭料理からもてなし料理のレシピまで集めよう」に載っています。

少々手間のかかるタルトですが、見栄えもいいので、外に持っていくと、喜ばれます。いろんな形を集めて楽しんでみてくださいね。

 

関連記事:ケーキ型の種類。よく使う基本の形ってどれくらいあるの?