ケーキ型の種類。よく使う基本の形ってどれくらいあるの?

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 ケーキ型種類

ケーキ型の種類をどのくらい持っていらっしゃいますか?

私は1桁にはおさまらないので数えたことはありませんが、一度どのくらい持っているのか整理してみようと思い、形別に棚から取り出してみました。

 

できるだけ同じ種類のケーキ型を重ねて収納していますが、棚のスペースを最大限に利用しようと思うと、違う形でも他の物と重なり具合がよければ、一緒にしているので、時々持っているものを忘れてしまうことがあります。

これまでいろんなケーキを作ってきたので、中にはその場限りの特殊な型もあるのですが、このページでは、基本のケーキ型の種類に関して、形別に、どんなサイズがあるのか、例を挙げていきます。

 

ケーキ型の種類にはどんなものが?

 

<長方形>

 

縦と横の長さが違う四角形。何だか算数の時間みたいですが、この長方形がケーキ型の種類の中でも基本中の基本の形だと思います。お誕生日ケーキも、大抵この形で焼いて、デコレーションしていきますよね。

 

ケーキ型長方形

 

私は最大で、縦30cmX横45cmのものまで持っていますが、よほど大きなパーティーでもない限り、この大きさでケーキを焼くことは滅多にありません。持ち運びも重くて大変です。

よく使うのは、縦25cmX横38cmか、縦22.5cmX横33cmの形です。ただ、レイヤーケーキを作るとき、仕上げはこのくらいになる場合に、最大の型で焼いて半分に切って重ねることはあります。

 

<正方形>

 

4辺の長さが同じ四角形なので、1辺の長さだけで表現すると、最小12.5cmから最大で35.5cmのものまで持っています。

 

ケーキ型正方形

 

なお、これらの四角形、またこの後で紹介する円形に限らず、基本のケーキ型の高さは、ほぼ全て約5cmです。

正方形の種類で便利がいいところは、切り分けるときに同じ大きさに切りやすい点ですね。

 

<円形:基本形>

 

円形の基本で取り上げるのは、底が取れない形です。最小で直径10cmのものから、最大で直径28cmのものまで持っています。

 

ケーキ型円形

 

円形は、例えばウェディングケーキのように、サイズ違いを重ねていくことがあるので、大きさの幅がかなり広がっています。

底が取れない型を使うときには、ケーキ生地を流し込む前に、パーチメントを底に敷いて、オイルスプレーを振っておくと、型から外すときに苦労しません。

 

<円形:底取れ型>

 

直径が最小で7.5cmのものを持っていますが、この形は例外的に深い造りになっていて、高さが同じく7.5cmもあります。

 

ケーキ型底取れ型

 

直径が最大のものは30.5cmもあり、ここまで大きい円形になると、底が取れないと、ケーキを焼いた後、型から外すときに、割れることなく取り出すことはかなり難しくなります。

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<円形:スプリングフォーム型>

 

スプリングフォームという名前の通り、型の外側にばねになるクリップが付いていて、焼き上がってから、これを緩めることによって、ケーキの周りを取り外すことができる形です。

 

スプリングフォーム

 

この種類は便利がいいので頻繁に使います。アメリカのケーキレシピにも、よくこの形が指定されているものがあります。私はチーズケーキを焼くときによく使います。

 

スプリングフォーム型

 

最小で直径が15cmのものから最大で28cmのものまで持っています。

一つ注意が必要なのは、ばねを緩める前に、ケーキの周りにナイフを入れて、型から離れやすくしておかないと、生地がくっついた状態で外そうとすると、生地が引っ張られて壊れてしまうという点です。

 

<楕円形>

 

滅多に使いませんが、エレガントな形に仕上げたいときに重宝する種類です。セットで購入したので、サイズ違いを4つ持っています。

 

ケーキ型楕円形

 

楕円形の場合、長軸と短軸の組み合わせになるので、最小で長径が20cm、短径が14.5cm、最大で長径が42cm、短径が31.5cmのものまで持っています。

 

<ロールケーキ型>

 

アメリカでは、この種類のケーキ型を”jelly roll pan”と呼んでいます。

普通のケーキ型と違い、浅い造りになっていて、高さは2,3cm程度。縦30cmX横45cmくらいのものが主流です。

 

ロールケーキ型

 

ロールケーキを作るためのものなので、生地を薄く焼いて、フィリングをのばして、くるくる巻いていくという形になります。

長方形のケーキ型のところでも説明しましたが、2層以上のレイヤーケーキを作る場合、大型のケーキを作って薄切りしていくのも1つのやり方ですが、このロールケーキ型を使って何枚も焼いていく手法もあります。

 

 

以上、基本のケーキ型の種類を挙げていきました。この他の特殊な形をしたものについては、また別のページで取り上げたいと思います。

基本形だけでも数多くあり、台所の棚をかなり占領しているので、主人に、いつケーキ屋さんを始めるのと、皮肉交じりに言われることがあります。

 

確かに似たようなものがいくつもあって、無駄遣いをしているかに見えるようですが、子育てが終わった今でも、手作りケーキを食べられるんだから、文句言うなと、私は言いたい。

 

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