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ケーキ型で珍しいものには、どんなのがあるでしょうか?
子どもが小さかった頃は、キャラクターのケーキ型を買ったりもしていたので、その昔はもっとたくさんありましたが、子どもが成長して、恐らくもう二度と使わないだろうと思った時点で、かなり処分しました。
今でも残っているのは、大人のパーティーでも使えそうなものや、ケーキ型の本来の目的からは外れるけど、応用が利くものです。
テーマ別にいくつか紹介していきますが、昔作ったものは、デジカメ以前の時代(恐竜時代?)のもので、アルバムにある写真を撮って載せますので、少々ぼけていますが、ご了承ください。
なお、基本のケーキ型は、別のページで紹介していますので、また参考になさってください。
ケーキ型:輪郭が珍しいもの
<バレンタイン用ケーキ型>
バレンタインと言えば、ハート形ですね。大きさをいろいろ持っていると、ハートのレイヤーを作ることもできます。段違いの所にバラの花を置くと、とても豪華に見えます。
あなたの大切な人にあげるときには、1つの大きなハートがあれば十分です。チョコレートグレーズをかけた上に、アイシングで何か特別な言葉をつづるといいですね。
パーティー用には、小ぶりの型を使って複数作ってもいいですし、ちょっと珍しい型では、ハートの筒になったものもあるので、これだと切り分けるだけでハートの形ができて便利です。
<その他季節のケーキ型>
アメリカでは、セントパトリックデーという緑の日があります。アイリッシュのお祭りですが、シンボルのクローバーのケーキ型もあります。
サンクスギビングの辺りになると、紅葉や落葉が見られるので、葉っぱをテーマにしたデザインが多く出回ります。
クリスマスの時期には、日本のケーキ屋さんで出しているような、基本の円いショートケーキにクリスマスの飾りが付いているものは、あまり見かけません。
むしろ、形そのものがクリスマス・アイテムを示しているものが人気です。私はクリスマス・ツリーのケーキ型を持っています。フロスティングやコンフェッティーで、よくツリーを飾るときのように、装飾していくと楽しいです。
<女子向けケーキ型>
バービースタイルの人形ができるケーキ型があります。
でも、私は一人息子しかいないので、実際にはこのケーキ型を使って人形を作ったことはないのです。ウエストから下の広がったドレス部分の形は、山のようになっているので、別のものを作りました。
また、女子向けと言うと、語弊があるかもわかりませんが、花形のケーキ型も持っています。ちょっと軟らかい雰囲気を出したいときのデコレーションケーキに、時々使います。
<スポーツがテーマのケーキ型>
子どもが男の子で、野球をしていたので、ベースボール関連の珍しいケーキ型があります。リトルリーグに参加していた頃に使っていました。
グローブの形をしたケーキを作ることができます。バットの形があるわけではないので、こちらは焼いたケーキを適当に切り取ってくっつけ、フロスティングでカバーするといいです。
野球のボールを作る、球体のケーキ型もあります。皆で切り分けるときには、大きい型で作って、個別のボールを作るときには、半球の窪みがいくつもある、マフィンタイプの型を使うと大量生産できます。
この球体を作るケーキ型は、半球を2つくっつけるようになっているので、それぞれの半球を使ってベビーシャワーのときのケーキを作ったこともあります。
<パウンドケーキ型>
クグロフ型には、とても繊細な幾何学的模様をしたものがありますが、長方形で、このクグロフのようなデザインになった珍しいパウンドケーキ型があります。
バントケーキのレシピを使って焼くと、ちょうどいい分量になります。クグロフにしてもバントケーキにしても、問題は、焼きあがったときにうまく型から外れてくれるかですね。たっぷりオイルスプレーを振っておきましょう。
<その他特別なケーキ型>
本のページを広げた状態の、珍しいケーキ型があります。子どもが幼稚園を終了するときの先生が特別人気があったので、お別れパーティーに、このケーキ型を使い、クラス全員の名前を入れて焼いたことがあります。
何を隠そう、私の主人はかつて図書館司書だったので、主人より先にリタイア-した人のパーティーのときにも、このブック型ケーキを焼いて持っていったことがあります。
ケーキ型:構造が珍しいもの
<イニシャルのケーキ型>
外郭は長方形のケーキ型なのですが、その中に金属の仕切りを使って、目的とするイニシャルの形をはめ込み、焼いていきます。これは数字を作ることもできて便利です。
アメリカでは、「16」という数字は、”sweet sixteen”と呼んで、ちょうどティーン時代の真ん中にある、特別な年齢なんですね。子どもが16歳になったときに、このケーキ型で特別な数字を焼きました。
<レインボーケーキ型>
2色以上のスポンジ生地を焼くときに便利なケーキ型です。もちろん2色だけなら、普通にレイヤーにすればいいので、特にこの珍しい型が必要ではないのですが、あると面白いケーキができます。
やはり、多色遣いに効果を発揮する型なので、勝手にレインボーケーキと呼んでいますが、7色も扱うとなると、見た目がやや毒々しい感じもしないではありません。
アメリカにいると、最初はケーキの甘さに辟易していたのが、今ではほぼ平気になっているのと同じく、少々派手な色の組み合わせも気にならなくなってきたのは、怖いかも。
ケーキ型の珍しいものがあると、いろいろ仕上がりも工夫できて、何せ作っている間が楽しいです。
余裕があれば、いろんな型を増やして、誰かを驚かせたり、大切な人に喜んでもらえるといいですね。