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モンタナ州の食べ物。大草原で育つ動物や植物をフルに活用!

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モンタナ州の食べ物

モンタナ州の食べ物は、人より数の多い野生動物に代表される肉料理や、大自然の恵みを受けてはぐくまれた果物や野菜など、”BIG SKY” ならではの産物が多いです。

アメリカの中でも、小麦の主要生産地になっているので、ペーストリー関係の食べ物も豊富!北はカナダと国境を接していて、豊かな河川があちこちに交差していて、マス釣りも盛んです。

 

モンタナ州は、全米でもアジア人と黒人の人口比率が最も少なく、白人に次いで多いのがネイティブ・アメリカン、つまりインディアンなので、原住民の伝統的な素朴な食べ物も楽しめます。

それでは、モンタナ州で人気の食べ物にはどんなものがあるのか、個別にみていきましょう。

 

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モンタナ州で有名な食べ物って?

肉・鶏類

Bison

バイソンは、アメリカ野牛とも呼ばれていて、頭と肩の間がこんもりとしたこぶのようになっており、かなり重量のある野生動物です。家畜の牛より脂肪やコレステロールが少なく、軟らかくて、やや甘めです。

バイソン

出典:ウィキペディア

挽肉にしてバーガーやサンドイッチによく使います。ただ、モンタナ州にかかるイエローストーン国立公園には多くいるのですが、その他の場所での野生は、ほぼ絶滅状態に近いといいます。

その昔、インディアンは崖からバイソンを突き落として捕獲していたのですが、食用だけでなく、毛皮の材料にしたりするための乱獲が進んだのに、政治的な理由で米国政府も見て見ぬふりをしていたところに大きな責任があります。

 

Elk

モンタナ州に限りませんが、たくさんいて、毎年恒例のハンティング大会もあるので取り上げました。いろんな調理法がありますが、スナックにおすすめなのは、“elk stickes”

ビーフジャーキーのように薄っぺらい物もありますが、細い棒状の物が人気で、低脂肪・高たんぱくのスナックとして、真空パックになったものを持ち歩いていると、ハイキングで道に迷った時でも非常食になります。

 

Hutterite Chicken

まず、“Hutterite” が何者なのかを知る必要があります。キリスト教の1つである、アナバプテストから分かれた一派で、モンタナ州の片田舎で、こじんまりと農業を営んでいます。

アーミッシュと同じく勤勉実直。争いごとが嫌いで、自然体を愛する人たちです。そこで育てられたチキンはホルモンフリーで、地元の人たちには熱狂的なファンがいるのです。

 

Pork Chop John’s

モンタナ州のビュートという町が銅山ブームで沸いていた頃、1924年に、John Burklund が馬車で鉱夫たちに売り歩いていた、骨付きポークチョップのサンドイッチです。

その後、経営者が代わり、当時の骨付きはなくなりましたが、今でもポークチョップのフライを、直径10cm以上あるバーガーパンにはさんで出すサンドイッチは人気の的です。

 

Willow Spring Lamb

モンタナにある “Willow Spring Ranch” の羊は、大草原の広大な土地で飼育されていて、オーガニックの草だけを食べているので、健康的で、その肉はとても軟らかくてマイルドな味だと評判です。

私は個人的には、ラムというと癖があって苦手なのですが、ここのランチで飼われている子羊なら、抵抗なく食べられるかも♪です。

 

 

ファーストフード

Catholic Burgers

名前からして、何か教会と関係ありそうだということはわかりますね。モンタナ州のフォート・ペックというインディアン保護区では、毎年7月の第2週末に、“Wild Horse Stampede” が行われます。

1947年に教会の資金集めとして生まれたバーガーなのですが、期間中の祭りのスタンドでは、当初24時間休みなく売られ、毎回一万個を売り上げていたと聞きます。

 

Hootdogs

ことわっておきますが、「ホットドッグ」のスペリングミスではありません。“Hoot” というのは、一部のモンタナ州民が、アナバプティストの流れをくむ宗派の人々を指すスラングなのだそうです。

まあ、あまり深く考えないで、6~10月の毎土曜日に開催している、ルイスタウンのファーマーズ・マーケットで、串刺しのフートドッグを楽しむとよいでしょう。

 

Nut Burgers

モンタナ州のビュートにある、“Matt’s Place Drive-In” は、2016年にこの「ナッツバーガー」で、料理界のアカデミーであるジェームズビアードのクラシック賞を受賞しました。

マッツプレイス

出典:ウィキペディア

鉄板で焼いた100%低脂肪のビーフパティに、、カシューナッツとピーカンナッツ-にマヨネーズをトッピングしたバーガーです。馴染みの客は、昔懐かしいミルクセーキも注文します。

1930年創業のマッツプレイスは、当時のインテリアをほほ継承し、照明も戦後間もない頃から変わっていないので、アメリカの史跡として登録されている由緒ある場所なのです。

 

Wagon Wheels

モンタナ州のルイスタウンにある、昔風のドライブスル-。つまり店内に座る席はなく、車に乗ったまま注文してテイクアウトするだけのスタイルの、“Dash Inn” というところがあります。

ここで出しているワゴンホイールというバーガーは、トーストしたパンを使って、周りを閉じて出すので、あたかも円盤のように見えるのです。これにコロコロのフライドポテトを添えたら完璧。

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セットの食べ物

Beans & Sheepherders

モンタナ州のインゴマーにある、“Jersey Lilly Saloon” も歴史のある食事処で、通称 “Beans & Steak” として知られている豆とハムのスープ料理は、羊飼いには欠かせない食べ物として、長年親しまれています。

 

というのも、羊飼いは長い間大草原に出て、常に移動するのが仕事です。そこで、ワゴンに詰める、冷蔵しなくてもよい便利な食べ物が生まれたわけです。

この「大草原のオードブル」には、薄切りの玉ねぎやオレンジ、角切りのチェダーチーズにソルティンクラッカーなどが含まれます。

 

Stuffed Mushrooms & Ribeye

肉体労働をする者にとって、エネルギーの補給に役立つのはステーキ。そして大きな詰め物をしたマッシュルームは最高のサイドなのです。モンタナ州のエドガーにあるバーでは、このコンボが人気。

マッシュルームは、アメリカのビスケットサイズの大きさがあり、チーズやクリームにハーブを詰めて黄金色においしく焼き、コクのあるアンガスビーフは、フォークでも切れるほどに軟らかく仕上げています。

 

野菜・豆類

Lentils

モンタナ州には、“Golden Triangle” と呼ばれる地域があり、麦の栽培で有名ですが、豆類の生産も豊富で、中でもレンズ豆は、至る所のレストランや食料品店に卸しています。

黒レンズ豆

レンズ豆というと、普通は、緑、赤、黄色を思い浮かべるのですが、ごくわずか、黒い粒もあるのです。それが、”Beluga Cavia” に似ていることから、“black beluga lentils” と呼ばれ、ラテンアメリカやカリビアン料理によく使われます。

 

Morels

モレル(アミガサタケ)は、モンタナに春を告げる食べ物です。4月から6月中旬にかけて、まず低地の川の周辺から咲き始め、次第に山の方へと広がっていきます。

スポンジのような食感があるので、好き嫌いはあると思いますが、ナッツの香りのする、ユニークなマッシュルームです。

モンタナ州の地図

果物

Chokecherries

5~6月になると、モンタナ州の土手にはチョークチェリーの花が咲き始めます。そして、8月には直径1cmくらいの真紅の実がなり、人々は鳥につつかれる前に収穫を急ぐのです。

ルイスタウンでは、毎年9月にチョークチェリー・フェスティバルが行われ、ジャムやシロップ、パイやワインにリキュールといった、食べ物や飲み物がたくさんふるまわれます。

 

Flathead Cherries

モンタナ州にあるフラットヘッド湖の果樹園で採れる真紅のサクランボです。湖の周辺は暖かく、かといって暑すぎず、夜になるとかなり冷えるという、チェリーを育てるのに最適な気候なのです。

 

フラットヘッド・チェリーというのは、その地域で採れる物を指すので、品種は様々。たとえば、Lapin, Sweetheart, Rainier, Van, Stella, Lambert and Skeena などがあります。

“lambert”は、やや平たくてハートの形にも見えるので、人気の品種です。デザートはもちろんのこと、これらのチェリーで作ったBBQソースやチャツネといった食べ物や、大人にはチェリービールも魅力的です♪

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モンタナ州で楽しみたい甘い系の食べ物は?

 

Fry Bread

8月の第3週目の週末になると、モンタナ州では、Crow Fair” が行われます。これは、ネイティブ・アメリカンのクロウ部族の文化を祝うお祭りで、1904年に始まりました。

アメリカの中でもインディアン最大のカーニバルとされていて、グランドには1500ものティーピーが並ぶため、“Teepee Capital of the World” と言われる由縁です。

 

集まった人々は、ダンスやロデオも楽しみますが、会場で供される食べ物で外せないのが、フライブレッド、つまり「揚げパン」です。

はちみつやシナモンシュガーをかけると、おやつになり、タコスのトッピングを載せたものは、インディアン・タコスと呼ばれて、食事になります。

 

Grizzly Paws

本物の熊には出会いたくないけど、このお菓子なら大丈夫。モンタナ州のフィリップスバーグにある、“The Sweet Palace” には人気のキャンディーがあります。

バニラキャラメルを、ミルク又はセミスイートチョコレートでコーティングして、カシューナッツを熊の爪に見立てて差し込み、全体にホワイトチョコレートを垂らして、アーモンドクランチを散りばめたものです。

 

Big Dipper Ice Cream

モンタナ州のミズーラに本店を置くアイスクリームショップが作る「北斗七星アイスクリーム」は、モンタナ州きっての、最も濃厚で他にはまねできない逸品です。

この店では、常に創造的なフレーバーを開発しており、バナナやブラウニーを加えたアイスクリームサンデーは究極のデザートと言えるでしょう。

 

 

モンタナ州は、大草原が広がる、アメリカならではの悠々とした土地を誇っています。都会が中心の州では、上質の鶏の卵の箱には、わざわざ、”cage-free” と書いてアピールする必要がありますが、モンタナ州ではほぼ当然のこと。

 

そんな広大な土地でストレスフリーで育つ牧畜の品質の良さは、想像がつくでしょう。麦の産地でもあるし、上記に全ては挙げていませんが、各種ベリー類が豊富なので、スコーンやターンオーバーといったペイストリーもおいしいです。

モンタナ州では、素朴で自然体を重視した食べ物が楽しめます。時間がなく、旅行の途中で立ち寄る程度なら、アメリカの古き良き時代の伝統を受け継ぐドライブスルーで、ファーストフードを味わってみてはいかがでしょうか。