スタンドミキサーの使い方:工夫次第で後の掃除が楽ちん♪

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スタンドミキサー

 

スタンドミキサーの使い方はいろいろ工夫ができます。実際に使い始めて、粉が飛び散ったり、周りが結構汚くなってしまい、料理を作った後の掃除にも、時間がかかったりすることがあるのではないでしょうか?

材料の入れ方やカバーの仕方、また、しまっておくときの工夫など、スタンドミキサーの上手な使い方について、これまでの経験上、役に立ったことをまとめてみました。

なお、最後におまけとして、ハンドミキサーの使い方についても少し触れています。

 

スタンドミキサーの使い方:作動中

 

スタンドミキサーを回しながら、粉を入れるときの工夫です。普通、菓子類の生地を作るときには、まずバター、砂糖、卵などをクリーム状にしてから、粉を加えていきますね。

小麦粉類は大抵、別のボウルでベーキングパウダーや重曹、塩、スパイス類を混ぜて用意していると思います。でも、そのボウルから、動いているスタンドミキサーに粉を入れるのは、少々やりにくいです。

 

ドバっと入れると飛び散るし、そもそも、中央の羽が回っている状態なので、絶えずミキサーのボウルの周りをぐるぐるしているわけですから、邪魔になります。

そこで、メタルやガラスのボウルで混ぜておいた粉類を、一旦シリコンのケーキ型に移してから、スタンドミキサーのボウルに加えていくと、シリコンは軟らかく曲がるので、粉を振り入れやすくなります。

 

もし、少量の粉なら、ヨーグルトとかサワークリームが入っていたカップを洗って取っておき、そこに入れて先を細らせるようにして入れるといいです。使い捨てなので、割れても、その場限りで捨てることができます。

粉は少しずつ入れれば、そんなに飛び散ることはありませんが、牛乳とか、その他の液体を入れるときは、注意しないと、四方八方にしずくをまき散らす結果になってしまいます。

 

そういうときのための専用カバーもあり、私も持っていますが、ないときには、少し大きめのキッチンタオルを湿らせて、スタンドミキサーの上からかけて回すと、あとはタオルを洗えばいいだけで済みます。

 

飛散防止カバー   飛散防止案タオル

 

もっと完璧に汚れをカバーするには、ミキサーのボウルにしたにラップを敷いて置くのもいいと思います。

私は主にお菓子を作るときにスタンドミキサーを使うので、挽肉を作るためのパーツは持っていませんが、使用されるのなら、肉がミンチになって出てくる口から、受け止めるボウルまでかぶるように、ナイロン袋をかけるといいです。

 

大きい袋がなければ、ラップでカバーしてもいいですね。以上が、スタンドミキサーを回しているときの使い方の工夫です。次に、ミキサーを使ってないときのアイデアを紹介します。

 

スタンドミキサーの使い方:作動外

 

スタンドミキサーはとても重いですよね。私は使い方が激しいので、(実際、過去にハンドミキサーは何度も壊しているので、)今では、キッチンエイドのプロラインという業務用を使っています。

すると尚更重いため、棚にしまっておいて使うときに出してくるのは、極めて面倒なので、カウンターの上に出しっぱなしです。そうすると、やっぱりボウルの中にちりやほこりが入りますよね。

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それをカバーするにはもってこいのものがあります。シャワーキャップです。と言っても、毎日自分がバスタイムに使っているものではなく、ホテルに泊まったときに常備されているアメニティを取っておくのです。

スタンドミキサーのボウルの中に、バドルを入れておいて、このビニールの使い捨てシャワーキャップをかぶせておけば、ほこりよけになって、中を拭かなくても、いつでもすぐに使うことができます。

 

ボウルカバー

 

スタンドミキサーの台の下には、大抵振動を和らげるための円いゴムが付いていると思います。これが曲者で、もし棚にしまわれている場合、その棚の素材にもよりますが、ゴムがくっついて動かしにくいときがあります。

特にたまにしか使わないとなると、くっつきやすいですね。スタンドミキサーの出し入れをしやすくするには、使っていないベーキング皿を敷いて、その上に置くか、布のランチョンマット等を敷いた上に置くと、出しやすくなります。

 

ミキサー収納案

 

(おまけ編)ハンドミキサーの使い方

 

スタンドミキサーはある程度の分量の生地を扱うときには便利なのですが、少量の材料、例えば卵白1個だけを泡立てたいときは、やや不便です。

そういうときには、やはりハンドミキサーが重宝します。というのも、ハンドミキサーの場合、ビーターが2本ついてくるので、少量の場合には、1本だけを使うこともできるからです。

 

ハンドミキサーを回すときに、生地の飛び散りを防ぐためには、ファミリーサイズのヨーグルトの蓋とか、市販のパイ生地についているアルミのパイ皿を取っておくと便利です。

ビーターの軸が入るだけの穴を開けて突き刺し、ボウルにかざして回せば、中の材料が飛び散るのを防いでくれます。ただし、中が見えなくなるので、時々様子を見ながら混ぜ具合を観察する必要があります。

 

いかがでしたか?
スタンドミキサーの使い方をいろいろ工夫すると、前後の掃除も楽になり、もっと頻繁に使う気がしてくるのではないでしょうか。

 

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