ベーコンの使い方。上手に切って、身も油も賢く利用♪

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ベーコンの使い方

 

ベーコンの使い方で工夫されていることはありますか?

実は私、アメリカに住みながら、ベーコンはあまり好きではないので、頻繁には使いません。主人は私が冷凍していた魚をレンジでチンすると、家中に魚臭さが充満すると言って嫌がりますが、私はベーコンの臭いが苦手です。

 

とは言え、クラムチャウダーに入れたり、ベーコン油でサラダを作ったりすることもあるので、その使い方はいろいろ考えます。このページでは、ベーコンとうまく付き合うコツといったものを挙げてみたいと思います。

ベーコンの使い方

<ベーコンを買ってきたら>

 

家族数が多くて、朝食には必ずカリカリに焼いたベーコンをよく召し上がる家庭では、1ダースほど入った袋入りを買ってきてもすぐに消化できると思いますが、少人数では、新鮮な内に使いきれないかもしれませんね。

そんなときは、残りのベーコンを冷凍します。ただ、あの真空パックの袋に入ったベーコンは切り身がくっついていて、1枚1枚分けるのは結構面倒です。

 

まず、中身を出す前に、袋全体をくるくる巻くようにして輪ゴムで止めて、しばらく置いておきます。ちょうどぴったり入るような筒があれば、その中に入れてもいいです。

すると、巻き戻して封を開けたときには、中身が1枚1枚離れやすくなっています。すぐに使う分だけ残して、後はパーチメントペーパーにベーコンを1枚載せ、紙を重ねたら、次のベーコンを載せて、また紙と繰り返します。

この状態でジップロックに入れて冷凍すれば、いつでも必要なときに1枚ずつ出して使えるので、とても便利です。

 

<ベーコンを刻むとき>

 

ベーコンを1枚1枚取り出せたところまではいいのですが、特に薄いベーコンの場合には、初めから小口切りにして使うとき、包丁で切るのはなかなか難しいものがあります。

油っぽいため、油脂が包丁にからんで、少し切ると、もうぐちゃぐちゃになります。こういう時は、使う分量のベーコンを一度冷凍します。ほんの15分くらい、ラップに包んで冷凍庫に入れてから切ると、格段に切りやすくなります。

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<ベーコンを炒める方法>

 

普通はフライパンで炒めますね。このとき油跳ねがすごいので、大抵オイル・スプラッターと呼ぶ網目の円い金具を置くと思います。もし1回で全てのベーコンが焼けなかったら、最初に焼いたものは、この網の上に載せるといいです。

余分な油も少し抜けるし、保温にもなるので一石二鳥です。

ただ、例えば泊り客があって、多めのベーコンを調理したいときは間に合わないので、ホットプレートを使うか、オーブンで焼くことになると思います。

 

オーブンで焼く場合ですが、少しでも洗い物を軽くしたいことと、余分な油をできるだけ取り除きたいことから、ホイルの上手な使い方があります。

ベーキング皿に、厚めのホイルを屏風だたみにして、つまり三角の山が波打つような形にして、ベーコンを載せていくのです。すると谷になったところへ油が落ちてくれるし、トレイ全体が油で汚れることもなくなります。

 

<ベーコン油の処理>

 

アメリカのレシピによっては、わざわざベーコンを炒めた後の油を使うことがあります。ベーコン油は、だし的な要素もあるので、油だけを取っておく人もいます。

その取り方ですが、鍋の油を全て瓶に移そうと思うと、ベーコンの小さなくずも一緒に入ってしまいます。そこで便利なのは、瓶の淵に茶こしを載せて、油を注ぐということ。

 

ただし、同じ茶こしを、ティータイムのお茶を作るときには使いたくないので、古くなったものを捨てずに置いておくといいですね。

もう1つは、瓶に注がず保存する方法です。小さめのボウルに、ホイルを二重に敷きます。そこへベーコン油を注いでしばらく置いておきます。すると、油はココナッツオイルのように白く固まります。

 

後は、ホイルをかぶせて冷蔵しておけば、好きなときにスプーンですくって使えます。少しずつしか使わない場合は、しっかり固まってから、小さじまたは大さじで1杯ずつすくったものを袋に入れて冷凍しておくと、長く使えます。

最後に、油を保存しないで、フライパンをきれいに掃除したいときの話です。まだ液体の内に、ペーパータオルであらかじめふき取っておくといいのですが、料理の後すぐ食事をして、いざ洗おうと思う頃には、鍋が真っ白になってたり。

 

この油の保存の仕方をさんざん説明しておいてから言うのもなんですが、この白い固まりを見ると、いかに不健康な油であるかわかりますよね。でも、アメリカ人は「だしの素」油として使っているので、気にならないのでしょう。

それはともかく、その掃除の仕方です。トイレットペーパーの芯を使うと便利です。あの筒でもって、鍋に固まった油をそいでいくのです。鍋も傷まず、紙が油分を吸い取りながら固まりを中にためてくれるので、そのままポイできます。

 

いかがでしたか?

アメリカ料理で重要な位置を占めるベーコンは、やはり根強い人気があります。定期的な大量摂取には抵抗がありますが、というか辞めた方がいいですが、少量を使う分には、使い方を工夫して、料理の幅を広げてみてください。

 

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