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コーヒーフィルターの活用について考えたことはありますか?
常にコーヒーを作るときに使っている限り、他の用途について考える必要はないと思いますが、何かの機会にたくさんもらったりして、余分なものがあると、他の使い道はないものかと考え始めます。
私の場合、そのきっかけになったのは、クリスマスのプレゼントに、Kカップのコーヒーメーカーをもらったことです。使い始めると、珈琲豆を買うより割高になることはわかっていても、その便利さゆえ、後戻りできなくなりました。
そうなると、以前に持っていた、丸型や円錐型のコーヒーフィルターが箱の中に眠ったままになるんですね。これを何とか有効活用できないものかと思い、いろんなアイデアをまとめてみました。
もちろん、バラの花やお雛様を作ったりするような工作は、限りなくあると思いますが、このサイトは「料理のまとめ」なので、あくまで料理関連で活用できる方法を挙げてみます。
コーヒーフィルターの活用
【揚げ物の油取り】
揚げ物をして、お鍋からフライを取り出してお皿に置くときには、普通ぺーバータオルを敷くと思います。
油の吸い取り率は劣るかもわかりませんが、ペーパータオルを切らしているときとかには、コーヒーフィルターを広げて敷くのも急場しのぎになります。
【紅茶のスパイス袋】
紅茶は、ティーバッグを使うことが多いですが、時々はルースティーを楽しむこともあります。フレーバーティーもいろんな種類が出回っていますね。
でも、家にあるルースリーフの紅茶に少しミントの香りをつけたいときとか、レモン風味を出したいときに、コーヒーフィルターに、茶葉と一緒に好きなスパイスを入れて糸で結んで浮かせると、オリジナルティーを作れますよ。
【コルクが割れたワインを注ぐとき】
ワインのコルクを開ける器具は、かなり進化してきたので、昔のようにコルクが割れて、ワインの中に散らばって浮いてしまうということは、最近なくなりました。
でも、もしそういう失敗をしたときには、コーヒーフィルターをワインボトルに被せて輪ゴムでしっかり止めて注ぐと、コルクの破片がグラスに入るのを防いでくれます。
【ジュースを絞るとき】
オレンジジュースは、やっぱりしぼりたてが一番おいしいし、栄養価も保てます。でも、小さい種が一緒に入ってしまうことが多いですね。
それを防ぐには、コーヒーフィルターでオレンジの切った面を覆ってから、絞り始めると、種が混じることがありません。
【じょうごの代わり】
じょうごはいろんなサイズを持っていますが、もし用途にぴったりするものがなければ、円錐形のコーヒーフィルターの先を少しはさみで切り取り、筒状にして瓶の口にかざせば、使い捨てじょうごになります。
【食器の収納】
お皿を重ねて食器棚にしまっておくときに、大切なプレートの表面が傷つかないように間に挟むクッションは、いろんな形で売られていますが、コーヒーフィルターを間に入れることで、ある程度の摩擦を避けることができます。
【ストレーナーの中敷き】
ストレーナーと一口で言っても、金網の目の粗さによっては、目的を果たさないものがあります。あまり目が粗いと、何でも素通りしてしまうので、細かい目のものがなければ、コーヒーフィルターを中に敷いてから、こすといいです。
あのコーヒー豆を挽いた粉を受け止めてくれるわけなので、混ざり気のない漬け汁だけをこしたいときに、役に立ちます。
【電子レンジのカバー】
電子レンジで食品を温めるときに、専用のカバーもありますが、そんなに大きくない容器であれば、コーヒーフィルターを逆さにしてカバーにすれば、汁や内容物の飛び散りを防ぐことができます。
【ナプキンの代わり】
食事中に手や指が汚れると、ナプキンでふき取りますが、紙ナプキンの場合、もし串焼きなどの食べ物に砂糖や蜂蜜が塗ってあると、その紙に指がくっついて破けてしまうような経験ありませんか?
その点、コーヒーフィルターだと、離れやすく、また油分も吸収してくれるので、指の汚れが取れやすくなります。
余談ですが、鼻の油取り紙がなくなったら、コーヒーフィルターで代用できますよ。
【ブーケガルニを作る】
ブーケガルニは市販のものを使っていますが、家で作ろうと思うと、チーズクロスに複数のスパイス類を入れることになると思います。こういう目的専用に、すでに小袋のような形で売っているものもありますが、安くないですよね。
でも、コーヒーフィルターにスパイスを入れて、タコ糸で縛り、スープの中に落とせば、安上がりの使い捨てブーケガルニが出来上がります。
【蒸し器の中敷き】
蒸し器に布巾を敷いて、食べ物を並べることがありますが、そうすると、その布巾を洗わないといけませんよね。でも、コーヒーフィルターを敷いて、少し粘つく食品を置けば、あとは紙を捨てるだけで済みます。
【冷凍するときの仕切り】
ハンバーガーのパテを作り置きして冷凍したいとき、もちろんワックスペーパーを間に挟めばいいのですが、ないときには、コーヒーフィルターを間に挟んでいくと、便利に冷凍できます。
以上、料理に関することで、コーヒーフィルターを上手に活用する方法を挙げてみました。
多分、もうすでに応用していらっしゃることもたくさんあったと思いますが、初めて聞くアイデアも見つけていただければ幸いです。