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コース料理のメニューの例。レストランが10倍楽しめるぅ♪

この記事は約 27 分で読めます。

コース料理メニュー例

コース料理のメニューの例を頭に入れて、レストランに行くと、西洋料理を10倍楽しめますよ! 

そもそも、コース料理って、何品目を指すのでしょうか?

 

アメリカの例でいくと、最低3品目から、最多で21品目まであると聞きます。

コース料理がどんな順番で構成されているのか、品数によってどんな組み立てになっているのか、メニューの例を挙げて解説していきますね♪

 

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コース料理のメニューの構成例

メニューの順番は、基本的に、あっさりした軽い物からリッチな味わいのものへと移行していきます。途中で舌の休憩が入ることもあります。

主な組み合わせのパターンというものがあるので、以下に代表的なメニューの構成を取り上げて紹介します。

 

12品目以上になると、もう公式行事に出てくるような内容になるので、ここでは基本の12品目までにとどめています。

なお、品目が増えるにしたがって、どのメニューが追加されたのかわかりやすいように赤字にしておきます。

 

また、普段聞き慣れないメニューや、微妙な言葉の違いについては、出てきたときに補足説明しています。

メニューの大半は繰り返しになるので、一番最後だけ、英語のつづり(時にはフランス語)の表示も加えました。

 

<3品目のメニュー>

・アペタイザー
・メインディッシュ
・デザート

 

<4品目のメニュー>

・オードブル
・アペタイザー
・メインディッシュ
・デザート

 

【補足】日本語では、「前菜」という一言で片付いてしまいそうなのですが、実は、アペタイザーとオードブルには微妙な違いがあります。

大きなパーティーに行くと、よく係の人がトレイに載った一口サイズのフィンガーフードを、ゲストに配っていますよね。あれは、“hors d’oeuvres”

 

英語では、“mingling food” とも呼び、社交の時間につまむもの、つまり、実際の食事の前に食べるのがオードブルになります。

これに対し、アペタイザーは食事の初めに、これからいただくコース料理に合ったものを、テーブルについてから個々に提供するものを指します。

 

<5品目のメニュー>

・オードブル
・アペタイザー
・サラダ
・メインディッシュ
・デザート

 

<6品目のメニュー>

・オードブル
・スープ
・アペタイザー
・サラダ
・メインディッシュ
・デザート

 

<7品目のメニュー>

・オードブル
・スープ
・アペタイザー
・サラダ
・メインディッシュ
・デザート
・ミニャルディーズ

 

【補足】「ミニャルディーズ」って、普通は聞きませんよね。フランス語の “mignardise” は、一口サイズのデザートのことで、よく最後にコーヒーと一緒に出てくる、おまけのお菓子です。

私も、初めて込み入ったコース料理を食べに行ったときに、デザートの後にまたデザート?とか思ったのですが、別の部類だったんですね。

 

<8品目のメニュー>

・オードブル
・スープ
・アペタイザー
・サラダ
・メインディッシュ
・口直し
・デザート
・ミニャルディーズ

 

【補足】説明は要らないかもわかりませんが、「口直し」は英語では、“palate cleanser” と言うので、直訳ですね。濃い味の肉料理が出た後に、次のメニューを楽しめるようにセットされています。

 

<9品目のメニュー>

・オードブル
・スープ
・アペタイザー
・サラダ
・フィッシュ
・メインディッシュ
・口直し
・デザート
・ミニャルディーズ

 

<10品目のメニュー>

・オードブル
・スープ
・アペタイザー
・サラダ
・フィッシュ
・メインディッシュ
・口直し
・メインディッシュ2
・デザート
・ミニャルディーズ

 

<12品目のメニュー>

・オードブル     ”hors d’oeuvre”
・アミューズブーシュ “amuse-bouche”
・スープ       ”soup”
・アペタイザー    ”appetizer”
・サラダ       ”salad”
・フィッシュ     ”fish”
・メインディッシュ1 “first main dish”
・口直し  ”palate cleanser” or “palette cleanser”
・メインディッシュ2 “second main dish”
・チーズ      ”cheese assortment”
・デザート      ”dessert”
・ミニャルディーズ  “mignardise”

 

【補足】「アミューズブーシュ」はフランス語で、“amuse-bouche” と書き、口(ブーシュ)を楽しませるもの、という意味になります。

 

日本のレストランでも、コース料理を頼んだ時に、お品書きにないものが出てくることがあるかと思います。「突き出し」のようなイメージでしょうか。

これは、そのレストランのシェフがお客様に楽しんでもらうために、サービスとして、創作的な一品を出すときに使われる言葉です。

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コース料理メニューの実際例

3コースのメニュー実例

地元ワシントン州では、年に2回、「レストランウィーク」というのがあって、普段は高くて行けないけど、とか、メニュー選びが簡単に済むからとかのメリットがあって、期間中3品コース料理が均一価格で提供されます。

協賛するレストランは、カジュアルなところから、記念日に行くような高級なところまであり、エスニック系も幅広くあります。

 

毎年、春と秋にあるのですが、2020年はコロナの影響で春はキャンセル。秋は、限定的に開催。こういう機会に新しいレストランを気軽に開拓できるのが楽しみです。

これまでに参加したことのあるレストランでのコース料理のメニューを例に挙げてみますね。

 

“Epulo Bistro”の例でいくと、各コースに載っている3~4品の中から1品ずつ選べるようになっていました。

・前菜は、Little gem lettuce、または Lacinato kale salad、または Woodfire roasted cauliflower。

Lacinato kale salad

Lacinato kale salad

Woodfire roasted cauliflower

Woodfire roasted cauliflower

 

・メインは、Braised beef shortrib、また はBucatini all’amatriciana、または Risotto- roasted pumpkin。

Braised beef shortrib

Braised beef shortrib

Risotto- roasted pumpkin

Risotto- roasted pumpkin

 

・デザートは、Zeppole、または Theo’s chocolate torte、または Seasonal ice cream- house made、または Donut balls with caramel sauce。

Seasonal ice cream- house made & donuts

Seasonal ice cream- house made & donuts

普段はあまりスペアリブを食べないものの、ここのショートリブは、プルドビーフのように肉が軟らかくて、ソースもおいしかったです。

 

アメリカはというか、ワシントン州にはあまり多くないフレンチレストランの “VOILA! Bistrot” に行った時の3品メニューは、

前菜に、”SALADE PANZANELLA”、メインに、”BOEUF BOURGUIGNON”、デザートには、”CREME BRULEE” を選びました。

 

特に珍しいものではないけれど、どれもおいしくて、メインのブッフ・ブルギニヨンという牛肉の煮込み料理は、この時初めて名前を知り、3年後にようやく家庭でも挑戦した次第です。

 

5コースのメニュー実例

コース料理はやっぱりフレンチ。まだ行ったことのない地元のレストランを開拓して、私のお誕生日に、“L’oursin”というところに行ってきました。

カクテルメニューにも面白いものがたくさんあって、選ぶのに困りました。メニューには5コースとなっていましたが、実際には6品ありました。

 

・オードブル:Steel head eggs on toast

hors d'oeuvre

hors d’oeuvre

 

・アペタイザー:Alaskan scallops with Belgian endive & truffle-ham vinaigrette

alaskan scallops

alaskan scallops

 

・パスタ:Ravioli with kale

ravioli with kale

ravioli with kale

 

・スープ:French onion soup with emmental crouton

french onion soup

french onion soup

 

・メインディッシュ:Grilled sturgeon, braised cabbage, spaetzle, mushrooms, savagnin berre blanc

esturgeon

esturgeon

 

・デザート:Coffee mousse

 

7コースのメニュー実例

今年の私たち夫婦の結婚記念日に、息子が “Art of the Table”というシアトルにあるレストランのギフトカードをプレゼントしてくれたので、”tasting menu” というコース料理を予約して行きました。

当日いただいたメニューに印刷されているのは7点だったのですが、最初に、アミューズ・ブーシュが幾皿も運ばれ、途中のパレット・クレンザーと、最後のミニャルディーズを入れると、実質10コースでした!

 

・アミューズ・ブーシュ:oyster in half shell, butternut squash soup, chicken liver paste

butternut squash soup

butternut squash soup

chicken liver paste

chicken liver paste

 

・アペタイザー:mahi mahi ceviche

mahi machi ceviche

mahi machi ceviche

 

・サラダ:corn & triticale esquites

corn & triticale esquites

corn & triticale esquites

 

・パスタ:celeriac & black truffle raviolo

celeriac & black truffle raviolo

celeriac & black truffle raviolo

 

・フィッシュ:columbia river sturgeon

columbia rivere sturgeon

columbia rivere sturgeon

 

・メインディッシュ:tangled willows duck breast

tangled willows duck breast

tangled willows duck breast

 

・パレットクレンザー:fermented pinapple ice

fermented pinapple ice

fermented pinapple ice

 

・チーズ:dinahs camembert

dinahs camembert

dinahs camembert

 

・デザート:yogurt mousse

yogurt mousse

yogurt mousse

 

・ミニャルディーズ:petit fours

final desserts plate

final desserts plate

 

最初の皿を文字通り数えると、全部で12皿になりました。実はこのレストランには数年前にも言ったことがあって、何でも取っておく癖のある私は、当時のお品書きをまだ持っていたのですね。

 

せっかくだから当日持っていって、サーバーの方に見せると、向こうの方が感激して、その方は当時お勤めではなかったようで、ぜひ写真に撮らせてくれと言われました。

30周年の結婚記念日だと言うと、(別に催促したわけではないのですが)サービスで、シャンパングラスを運んでくれたのでした♪

 

9コースのメニュー実例

ワシントン州在住で、食通と名乗るもので、このレストランの名前を知らないとなれば、それはモグリです!というくらい有名な、全席予約指定、コース料理専門のレストランがあります。

敷地内の庭に数多くのハーブを育てていて、夕食前には、その菜園を案内してくれます。その名前は、“The Herbfarm Restaurant”。マイクロソフトのビル・ゲーツも行くレストランです。

 

シャンパンから始まり、全てのメニューにペアリングされたワインが付いてくるので、下戸は行けません。ちなみに遠方から来るゲストが酔っ払い運転で捕まらないように、敷地内にホテルも用意されています♪

ワシントンのワイン・カントリーに位置するレストランなので、精選されたペアリングが楽しめます。季節によってメニューが変わり、例えば、10月頃なら、”Indian Summer” といったようなタイトルが付けられます。

 

値段も半端ではないので、特別の記念日に取っておきたいレストランです。これまでに3回行ったことがあるのですが、一度サンクスギビングの時に行ってるので、その時の “American Harvest” メニューを紹介します。

 

1.Dungeness crab cakes w/ golden beets, Trout roe & Sorrel butter sauce, Poached foie gras w/ vanilla bean gastrique & house-picked cherries, Celery root and sunchoke panna cotta w/ Montana paddlefish caviar

1st course

1st course

 

2.Olympia oyster & salsify chowder with dill & Indian cornbread croutons

2nd course

2nd course

 

3.Applewood-Roasted black cod with caraway-scented red cabbage & roasted chestnuts

3rd course

3rd course

 

4.Ninety farms organic veal & wild mshroom pate with creamed wild-foraged hedgehog & chanterelles mushrooms & crispy onions

4th course

4th course

 

5.American bronze heritage turkey with sage & housemade sausage dressing, Herbfarm honey-glazed brussels sprouts & oxbow carrots, Oregon-truffled potato puree & old-time giblet gravy

5th course

5th course

 

6.River’s Edge Cape foulweather cheese with candied winter squash, dried Washington cherries, & spiced nuts

6th course

6th course

 

7.Pacific coastal bog cranberry sorbet with housemade sweet potato marshmallows and bacon “tuile”

7th course

7th course

 

8.Apple & rosemary strudel with pumpkin pie ice cream, milk chocolate bavarian, wild huckleberry & brioche pudding

8th course

8th course

 

9.A selection of small treats

9th course

9th course

4時間かけたいただく、9コースの豪華メニューを想像していただけたでしょうか? 私がいつも一番楽しみなのは、最初に出てくるオードブル・トレイです。最高に幸せな気分になります♪

(なお、3番目の写真はやや乱れているかと思うのですが、実は撮影を忘れて、皿が来るなり、一口食べてしまった後なので、一流レストランの名誉にかけて、弁明しておきます。)

 

11コースのメニュー実例

突然ですが、1912年の4月14日は何の日かご存知でしょうか?

これは、あの超豪華客船タイタニック号が氷山の一角にぶつかって沈没した日なんですね。1500名以上の命が大西洋に消えました。

タイタニック号

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Titanic

で、この日の最後に、ファーストクラスで出されたメニューが11品目。わずかに残った実際のメニューは、後日オークションで高値で売れたそうです。

クルーズ船の中でこれだけの品数を出すということは、ペアリングのワインも伴うので、大変な数のグラスやお皿が入れ代わりをしたのかと思うと、クルーのご苦労がしのばれます。

タイタニック・ファーストクラス・ラウンジ

出典:https://en.wikipedia.org/wiki/Titanic

では、そのメニューの中身を記しておきます。

1.Oysters

2.Duet of consomme olga/cream of barley

3.Porched salmon with mousseline sauce

4.Filet mignon of beef Lili, Saute of chicken Lyonnaise, Vegetable marrow farci

5.Lamb with mint sauce, Roast ducking with apple sauce, Sirloin of beef with chateau potatoes, Green peas, Creamed carrots, & Boiled rice, Parmentier & boiled new potatoes

6.Punch romaine

7.Roast squab & cress

8.Cold asparagus vinaigrette

9.Pate de foie gras, Celery

10.Waldorf pudding, Peaches in chartreuse jelly, Chocolate & vanilla eclairs, French ice cream

11.Fresh fruits and cheeses, Coffee, Port, Spirits

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こうしてコース料理のメニューの例を眺めると、やはり豪華ですね。

記念日とか特別の日には、少々値が張っても、美味しいものをお腹いっぱい食べたくなりますが、最近は年とともに代謝が極端に悪くなってきているので、以前ほどの貪欲さはなくなりました。

 

でも食べることの楽しみは、人生の中で未だ大きな意味を占めているので、これからは少量で絶品を楽しみたいと思っています♪

コース料理を楽しむためにも、もし食べ方が気になる方は、テーブルマナーのページも参考になさってくださいね。