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食用オイルの種類を知ると調理油選びが楽しくなる♪

この記事は約 7 分で読めます。

家庭用食用オイル

食用オイルの種類って、たくさんありますね。一体どれを使っていいのか、お店に行くと迷ってしまいます。もちろん用途によっても使い分けたいので、家にも何本か用意していますが、ときどき気分転換に新しい物を購入します。

そういう時に、一通り食用オイルの種類が頭に入っていると、広告に惑わされたりしませんね。最近の健康ブームで、時折脚光を浴びる油も出てくるのですが、賛否両論あるので、ここでは客観的にリストアップしたいと思います。

その前に、アメリカにおける近代のオイルの変遷を記しておきます。

 

 

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食用オイルの種類と簡単な歴史

食用オイルは今でこそいろんな種類が出回っていますが、アメリカでも近代になって急激にいろんなブランドが開発されてきたのです。今では当たり前に思っている油でもつい最近までなかった物もあります。

例えば、ピーナッツオイル(落花生油)ですが、第一次大戦まではほんの少ししか生産されなかったのに、戦争で爆弾を作るのに大量に必要になったので、拡散しました。

コーンオイル(とうもろこし油)も、1910年に、科学者が食用オイルに精製する技術を開発し、有名ブランドの“Mazola”が翌年大量生産を始めました。

 

コーンオイル

 

コットンシードオイル(綿実油)は20世紀初頭に人気が出た油ですが、皆が知っている“Crisco”が発明したものです。“crystalized cottonseed oil”から来ているとは知りませんでした。

でも、第二次大戦で不足気味になり、そのあとは大豆油が優勢になりました。それも1980年代半ば頃までの話で、今度は、カナダのオイル会社が生産したキャノーラオイル(菜種油)が取って代わりました。

 

キャノーラ“canola”って、菜種の品種でもありますが、ブランド名としては、“Canola Oil, Low Acid”の意味だったんですね。こちらも知りませんでした。調べてみるといろいろ面白いことがわかります。

日本ではサラダ油の代表格として広範囲に使われていると思いますが、そもそもサラダ油という分類はどこから来ているのでしょうか?

 

食用オイルの種類の中でも最もよく使われるサラダ油とは?

 

食用オイルの中でも、サラダ油と呼ばれる種類は、もちろんサラダ用のドレッシングに最適という意味でもありますが、簡単に言うと、「低温でも凝固しない油」ということができます。

実際にこの名前が流通し始めたのは、大正13年(まだ私の両親も生まれてなかった頃)、日清オイリオが「日清サラダ油」というブランド名で売り出したのが始まりとされています。

 

サラダ油

 

JAS(日本農林規格)の定義では、菜種、大豆、トウモロコシ、ヒマワリの種、ゴマ、紅花、綿実、米、ブドウの9種類の原料から作った物だけをサラダ油と呼ぶことになっています。

これらの原材料を2種類以上使って作られたものは、「調合サラダ油」とされています。ただし、これは日本国内の規定に従った呼び名で、アメリカで同様の種類の食用オイルは、“vegetable oil”と呼ばれています。

 

vegetable oil

 

ベジタブルオイルは癖がなく、ほぼいろんな種類の料理やお菓子作りにも使えるので、食料品店の棚には大きいサイズの物が並んでいます。よく流通している物では、“Crisco”,”Mazola”,”Wesson”といったブランドがあります。

 

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食用オイルの種類その他いろいろ

 

食用オイルの種類分けをするとき、用途別で分けたり、その製造工程や、成分の構成具合で分けたりする方法がありますが、一番わかりやすい原料による区分で、カタカナの50音順に並べてみました。

アーモンドオイル---食用のほか、薬用としても使われる
アボカドオイル---食用以外にマッサージオイルとしても使える
ウォルナッツオイル(胡桃油)---仏産が多く、高温調理には不向き
オリーブオイル---古くからあり、食用でも化粧用でも人気
カメリアオイル(椿油)---食用よりも髪油として有名
キャノーラオイル(菜種油)---一般的に幅広く使われる
グレープシードオイル(葡萄種油)---冷温圧搾の物が望ましい
コーンオイル(とうもろこし油)---癖がないので幅広く使用
ココナッツオイル---飽和脂肪酸が多いのでほどんど固体状になる
コットンシードオイル(綿実油)---綿の種を絞った油
サフラワーオイル(紅花油)---リノール酸が多く、過剰摂取には注意
サンフラワーオイル(ひまわり油)---燃料としての利用も多い
セサミオイル(ごま油)---採取方法により色の濃さに違いが出る
ソイビーンオイル(大豆油)---醤油を作る過程でとれる油
トリュフオイル---高級なトリュフの香りを含んだ油
パームオイル(ヤシ油)---熱帯地方のアブラヤシの実からとる
ピスタチオオイル---栄養価や抗酸化作用の高い成分を含んでいる
ピーナッツオイル(落花生油)---煙点が高いので揚げ物に向く
フラックスシードオイル(亜麻仁油)---腐敗しやすいので冷蔵保存
ヘーゼルナッツオイル---ハシバミの実からとれ、香りがよい
ヘンプシードオイル(麻実油)---美容やダイエットにも使われる
マカデミアナッツオイル---油っぽくなく、比較的酸化されにくい
ライスブランオイル(米油)---米糠からとれるバランスの良い油

以上、私がアメリカの食料品店で実際に目にしたことのある食用油です。いろいろありますよね。昨今の健康ブームで、あれがいいとか、いやこれがいいとか宣伝合戦が大変なので、どれが一番いいのか迷ってしまいます。

 

でも料理に関して言えば、サラダのドレッシングに使いたいのか、炒め物にしたいのか、あるいは揚げ物に使用するのか、といった目的による区別がつくといいですね。

食用オイルの用途や使い方に関しては、別のページで説明したいと思います。

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食材の豆知識
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~クックソフィ~ 料理のまとめ「世界編」アメリカ西海岸発