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ブルーベリーのおすすめの食べ方を紹介します。
最高のおすすめは、ファーマーズマーケットで買った新鮮なブルーベリーを生でムシャムシャ。何せ皮をむいたり切ったりしなくても、そのまま食べられるのが魅力ですよね。
でもそれでは面白くないので、過去にアメリカの家庭で作ってきたものを挙げていきますね。やはりデザートに使うことが多いのですが、主食にもいろんな方法で取り入れることができますよ。
ですので、メインディッシュは食材によって分け、サイドディッシュとデザート類は種類別に紹介しますね。
ブルーベリーの食べ方:メインコース
ブルーベリーは、ポリフェノールの一種であるアントシニアンを多く含むことで有名ですが、この成分は、トリプトファンを多く含む魚や肉類と一緒に取ることで、相乗効果が期待できるんです。
その結果、脳の中にセロトニンを作り出してくれるので、リラックスした気分になり、精神の安定にもよく、目の疲労改善だけでなく、脳の健康も促進してくれるというわけです。
では、メインディッシュやサイドディッシュにブルーベリーを絡ませるおすすめの食べ方には、どんなものがあるでしょうか?
魚編
アメリカの寿司屋さんに行くと、よくその店独自の創作寿司が出されます。何年も前に初めて、魚介類の入った巻きずしにブルーベリーソースがかかったものを食べたことがあるのですが、意外に合うのでビックリ!
そこで家庭でも、ニ度ほどサーモンのアントレにブルーベリーソースをかけたものを作ったことがあります。
最初は、鮭にバターグレーズを塗って焼き、上からブルーベリーソースをかけるという、少し手の込んだものでしたが、2回目のときは、ワインを加えたシンプルなソースでした。
肉編
牛ヒレ肉は値が張るので、滅多に使いませんが、ホリデーシーズンやゲストディナーに、ちょっと珍しいブルーベリーソースをかけて出すと、見栄えもいいです♪
このレシピが載っていたのは、アメリカでも高級キッチンストアとして名高い、Williams-Sonomaの料理本でした。
ブルーベリーをあしらった副菜たち
サラダ編
普通のチキンサラダに飽きたら、ブルーベリーを加えてみてはいかがでしょう。とてもよく合います。クルミやセロリも入って歯ごたえもよく、クロワッサンに挟んでサンドイッチにするのもいいと思いますよ。
とうもろこしのシーズンに、フレッシュな身を削いで、ブルーベリーと和えるサラダも、黄色と青のコントラストがきれいでした。
ベジタリアンの方にとっては、主菜になるかもしれないサラダで、ファッロ(スペルト小麦)とブルーベリーを組み合わせたこともあります。他の野菜やナッツも好みで自由自在に取り換えるとよいです。
フルーツサラダのレシピで、ストロベリーとブルーベリーを使って作りました。他の組合せでもいいのですが、やはり緑の葉に赤と青のベリーのコントラストは映えます。
新鮮なマンゴが手に入るようであれば、ブルーベリーと一緒にして作る、ライムジュースとブラウンシュガーで和えるだけのシンプルなサラダがあります。
旬の果物の組み合わせを変えるだけで、趣の違うサラダを作れるのが、フルーツサラダのいいところですね。スイカを主体にブルーベリーや他の果物を加えて、レモンジュースとバニラエッセンスで和えたこともあります。
フルーツサラダは、普通小口に切って混ぜ合わせることが多いのですが、カンタロープメロンをざっくり切って並べ、ブルーベリーを散らして、上からヨーグルトソースをかけると、ちょっと豪華に見えます♪
牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳酸菌は、腸内環境を整える大切な食品群ですが、ブルーベリーと一緒に摂ると、その食物繊維が乳酸菌のえさになるので、より活発な働きが期待できるのです。
サラダには、実にいろんなおすすめの食べ方がありますね♪
スープ
杏か桃を使ってピューレにした、夏用の冷たいスープなのですが、トッピングとして色合いを考え、ブルーベリーとミントの葉を浮かべたみたのです。料理もアートですからね♪
ブルーベリーで作るデザートの数々
クッキー
マカロンクッキーって、パステルカラーが多いですよね。あのけばけばしい色はちょっと苦手なので、自然に色が染まる材料を使って作りました。
具体的にはラズベリーとブルーベリーのパウダーを生地に混ぜて焼くのですが、仕上がりはとても繊細。おとなしすぎて色の区別が付きにくいくらいですが、味は安心♪
マスカルポーネをフィリングにしたバークッキーを作ったときのトッピングに、ブルーベリーを使いました。これは、他のベリー類でも置き換え可能ですね。
ミニケーキ
アメリカでよくコーヒーのお供になる「コーヒーケーキ」の仲間で、ブルーベリーが底に来るライトタッチのケーキがあります。使用するケーキ型によって仕上がりの雰囲気が違ってきます。
タルトを個別に小さく作ったものをタルトレットと呼びますが、ケーキ版になると、ケーキレット。マフィンの形と似ていますが、作り方はアップサイドダウンケーキと同じになります。
スムージー
赤葡萄と西洋梨とブルーベリーを混ぜたスムージーを作りました。果物はみんな皮つきでブレンダーにかけ、生姜やシナモンも入った抗酸化スムージーです。
上記の、主食・副菜・デザート類のブルーベリーおすすめの食べ方レシピは、全て拙ブログ「世界の家庭料理からもてなし料理のレシピまで集めよう」に載せています。
ここから後の、ちょっと手の込んだデザートレシピは、「手作り大好き!レシピふやそう!<お菓子の巻>」の方に載せていますので、参考になさってくださいね。
では、デザート類の続きです。たくさんあるので、種類別に代表的なものをピックアップして紹介しておきます。
タルト
ブルーベリーとレモンは本当に相性抜群です!レモンジュースをたっぷり使ってフィリングを作り、生地をほんの少し見せる程度に、ブルーベリーを贅沢に並べました。
ミニタルト、つまりタルトレットの種類でも、この組み合わせで作っています。この時も有り余るベリーの並べ方を変えて、楽しみました。余ったレモンカードだけでも、ブルーベリーと一緒に食べられますよ。
普通は、このレモンカードが主流ですが、ブルーベリーを含む3種類のベリーを使って、ライムカードの上にフルーツをあしらい、上からブラックベリーソースをかけたものもあります。
パイ
ブルーベリーとルバーブを一緒にしたパイがあります。このレシピを考えた人は、2つの果物名の前半部分だけを取って、ブルー・ルー・パイと名付けました。日本的な略称の付け方ですね♪
ラズベリーとブルーベリーを使って、一人用サイズのパイを作りました。この時は、自分の庭のラズベリーとお隣さんからもらったブルーベリーを使ったので、後でパイを1つ分差し上げました。やっぱり下心ありき?
更にもっと小さなミニパイを作ったこともあります。3種のベリーを使うのですが、本当に小さなサイズのパイなので、元々小さいベリーを、更に切ってから中に入れたほどです。
ケーキ
クリームチーズケーキを作るときに、ドライフルーツのブルーベリーを使ったことがあります。トッピングにはブルーベリージャムも使いました。生地にもグレーズにも、たっぷりのポートワインを使うので、大人用です♪
ティラミスは、普通レディーフィンガーをコーヒーに浸すのですが、ブルーベリーとラズベリーをデザートワインに浸しておいて、その汁を一緒にかけて作る、ベリーのティラミスを試してみました。
同様のアイデアで、ブルーベリーだけを使ってティラミスを作ったこともあります。例によって、レモンと非常に相性がいいので、この時はレモンカードを作ってフィリングにしました。
その他のデザート
フルーツを主体にしたデザートでは、コブラーも時々作ります。好みの果物でいいのですが、この時はブルーベリーとアプリコットを使ってフィリングにし、トッピングにはビスケット生地を型抜きして載せ、焼きました。
イングリッシュ・トライフルもいろんな果物で作れるのですが、複数のフルーツの中にブルーベリーを加えました。後は桃と苺にしましたが、そのときの季節の旬のフルーツを選んで盛り合わせるといいですね。
デザートピザもポピュラーになってきていますね。親戚の子どもたちが来たときに初めて作りました。ブルーベリーはアクセント的に使いましたが、それぞれの美的センスで使い方は自由です。
クッキー生地を作って焼いた後、クリームチーズのフィリングを作って全体にのばし、後は考えられるだけのフルーツをきれいに並べていきます。
ブルーベリーにはいろんなおすすめの食べ方があります。メインディッシュからサイドディッシュを経てデザートまで、これまでに作ってきたものを紹介しました。
新鮮なブルーベリーしか使えないものもありますが、トッピングにしたり、型崩れを気にしない限りは、冷凍物でも十分使えるので、年中作れるものが多いです。
こんな食べ方もあるんだ、と気づいてもらえれば幸いです。よろしかったら、各レシピブログでおすすめの方法を試してみてくださいね♪